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人事キャリアを少し離れてブランド体験の道を進みたいと考えた理由

初めまして。株式会社POLのびんです
2022年1月に新設されたBrand eXperience室(以下、BX室)の設立背景と、今後のやっていきたいことについて書きたいと思います。

まずは私の自己紹介から

薬学修士を修了後、新卒でSansan株式会社に入社。法人営業と人事を経験しました。
2020年の9月にCS部の責任者としてPOLに転職。その後、人事部機能であるPeople eXperience部(以下、PX部)の責任者を経て、今月からBX室の室長となりました。
PX異動時の意思表明はこちら

POLとの出会い

前職在籍時に、リリースしたばかりのLabBaseを活用していたこともあり、代表の加茂をはじめPOLのメンバーとは比較的早期から交流がありました。後から聞いた話ですが、加茂のLabBase初営業が私だったとか、LabBaseのサービスリリース日と私の息子の生誕日が年月日全て一緒ということもわかり、これはもうPOLに入社するべきだったのだと思っています(笑)。
また、当初からLabBaseの可能性を強く信じていたので、サービスを使い倒して毎年LabBase経由で採用できていましたし、サービスに対してのフィードバックもたくさんしていました。そんな甲斐もあってか、LabBaseの初代MVPを受賞することができました。

さて、POLの成長にどのように貢献するか

POLに入社後、CS→PXと経験してきたのですが、このまま人事の道を歩むのか、CSを起点として事業サイドに戻るのか、はたまた違う選択肢もあるのか、頭を悩ませていた時期がありました。POLのミッションビジョン達成に向けて自分が何ができるのか何をしたいのか。社内外色々な方からの助言や前職での経験、日常目にするもの触れるもの、そこから見えてきたのがデザインやブランディングの存在でした。

デザインやブランディングは企業価値を圧倒的に引き上げることができる

そもそもこの領域に関しては現時点で私は全くのど素人。ただ、ど素人なりに日常からその重要性を感じる瞬間にたくさん出会ってきました。例えば、何気なく入ったお店やレストランでも小物1つで印象がガラッと変わったり、インテリア全体の統一感で感じる体験が左右されたりしますよね。企業においても同じことが言えると思っています。社名、会社としてのスタンス、メッセージ。目にするもの触れるものによって、その企業のやりたいことや社会的な意義を知ることになるので、ブランディングの強さ次第では企業価値を大きく引き上げることができると思っています。

これからのPOLにはブランド体験(BX)が重要

もちろん、事業サイドやPXからも同様に企業価値を引き上げることは可能です。しかし、現在のPOLは主力サービスであるLabBaseを柱に、第二第三の事業を創っている段階ゆえに、事業ラインが増えるということは、会社としてのメッセージやミッションビジョンの考え方にも少なからず影響してきます。POLがこれから何を目指し、どんな価値提供をしていくのかということをこれまで以上に意識高く形にして社内外に発信する必要があると考えました。それが欠如すると、「なぜこの事業をやるのか?」「POLは何を目指しているのか?」というのが浸透しきらずに、結果として事業成長が鈍化したり働くモチベーションも上がり切らないと思っています。
したがって、これまでのキャリアからは少し外れてBrand体験を作り発信するための部署であるBX室の設立に至りました。


現時点で考えているBX室の役割

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設立時に描いたBXの理想図

BXの役割の理想図はこのようなものです。
我々が価値提供するユーザーやパートナーの声に耳を傾け、時に協力しあいPOLとしてのブランドを作りながらそれを社内外に発信していく役割です。どのようなブランド/ブランド体験を作るかはこれからですが、企業価値を引き上げ、社会により良いインパクトを残せるようなものを創っていきたいと思っています。


私がなぜBXをやるのか

私がなぜこれをやろうと思ったのか。
POLの主要サービスであるLabBaseのユーザーであり、短いながらも研究者の道を歩んでいたこと、営業やCSなどの事業側の経験があること、人事責任者として組織の強さ弱さを感じてきたこと。色々な側面を経験してきたからこそ、POLのブランド体験を作っていく上で自分なりのvalueが出せると思っています。
これまでの経験を掛け算にして、BX室からPOLをそして社会を盛り上げていきたいと思います。


次回からはもう少し具体的なことを書いていこうと思います。
挑戦はこれからです。