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【36】ちっちゃい女の子の話

どうも、おかゆです。いらっしゃいませ。
いつもありがとうございます。


扇風機の音って、なんか落ち着くんですよ。
夜に羽根が回る音だけ響いてる中でnoteの記事を書いてる時、「ああ、いい時間だな」って思うんです。

となりのトトロでお父さんが机に向かってるシーンがあったと思うんですけど、イメージはあんな感じ。

これから涼しくなっていくので、扇風機の代わりを探さなきゃですけど。

なんだろう。加湿器かな?





さてさて。
今日はコンビニで見かけたちっちゃい子の話です。

私はいつもお昼にセブンイレブンのアイスコーヒーを飲むんです。
ブラックコーヒーを毎日2杯飲むと痩せるって見て、それから1年以上続けてます。

今日もいつも通りコーヒーを飲んでゴミを捨てようと思ったんですけど、ゴミ箱の前に4歳くらいの女の子が立ってたんです。

右手にソフトクリームのフタを持って。
後ろで赤ちゃんに構ってるお母さんをチラチラ見ながら、ゴミ箱の前で「どう捨てるんだろ?」みたいな。

そのセブンのゴミ箱って、フタを押してゴミ捨てるタイプだったので、確かにぱっと見だとやり方わかんなそうだったんですよ。

こういうやつ。

しかも女の子が振り向いて目が合っちゃいました。

なんで、「おっちゃんに任しとき!」みたいな気分で、ゆっくりフタを押しながらゴミを捨ててみました。

そのまま立ち去ったんですけど、どうなったかな?と思って振り返ってみたら、恐る恐るですけどゴミを捨てる女の子の姿。

私は子どもいないんですけど、子どもに物を教えるのってこういうことなのかな?と思いまして。

今日はそんな話をしようと思います。


コーチングの本質


今まで言ったことなかったんですけど、私はコーチのようなお仕事をしてます。

今日女の子がごみを捨てられるようになったのを見て、今まで複雑に考えすぎてたかもしれないな、と思いました。

コーチングって、目標に届くための障害を取り除くだけでいいんだなって。

今回の話で言うと、

目標→ごみをごみ箱に捨てる
障害→フタを押せばごみが捨てられると知らない

なので、フタを押せばごみが捨てられるとわかりさえすれば、女の子は目標を達成することができました。

ここで例えば「ごみ箱の構造を教えてあげよう」とかやっちゃいがちですけど、時間と労力の無駄ですよね。というか最後まで聞いてもらえない可能性もある。

いかにシンプルに手数を減らして、相手の欲しがっている情報だけ伝えられるかが重要なんだなと思い知らされました。


目標設定


今回はすごくわかりやすいパターンでしたけど、コーチングの対象には目標設定が複雑だったり曖昧な場合も多いです。

ただ、ここがぼんやりしていると、阻害要因の推定も達成手段の検討もうまくできなくて、遠回りしたり見当違いの方向に進んでしまいます。

例えば私が掲げている『スポーツの普及と環境整備』という目標がありますが、改めて考えてみると目標としてすごく曖昧です。

この機会にもう少し明確な目標にしていこうと思うので、サンプルだと思ってお付き合いください。


この目標を掲げた理由

スポーツ先進国と比較すると、育成年代のスポーツ環境が整っていないと考えている。そこを改善してスポーツを楽しめる環境を作りたい。具体的には場所・指導者・費用。あわよくば日本がスポーツ大国になってほしい。

状態目標

①やりたいスポーツをすぐにできる場所がある
②スポーツをやりたい人へ適切な指導ができる指導者が揃っている
③貧富の差に関わらずスポーツを楽しめる

状態目標を達成するには

①スペースの有効活用
②指導者育成と活用の場を作る
③道具の安価化、会費の安価化

目標の再設定

場所・人・道具を適切に配分することで、スポーツ環境を整える


これでだいぶ明確になりましたかね。
改めてプロセスをまとめると、こうなります。

・目標設定の背景を明確化
・目標達成後の状態目標を明確化
・状態目標の達成手段を明確化
・目標の再設定

なんか記事作成のおまけで私の目標が明確になっちゃいました。
ありがとうございます。


目標達成の阻害要因

次に阻害要因を把握します。ここも大事ですよね。
上の女の子の話でも書きましたが、ここを妙に複雑にしちゃうと、すごく遠回りになったり違う方向に進んでしまったりします。

個人的に遠回りは嫌いじゃないですが、まあ楽に越したことないですよね。
またサンプルをもとに考えてみます。

【状態目標】
①やりたいスポーツをすぐにできる場所がある
②スポーツをやりたい人へ適切な指導ができる指導者が揃っている
③貧富の差に関わらずスポーツを楽しめる

【現状】
①スポーツができる場所は限定的
②地域によって指導者の数はまばらで、指導力も属人的
③道具や会費が払えずにやりたいスポーツができない場合がある

【現状と目標の乖離要因】
人口の過密・過疎化 需要と供給のアンマッチ
②需要と供給のアンマッチ
③需要と供給のアンマッチ

【達成手段】
ヒト・モノ・カネの需要と供給のアンマッチを無くす


おお、結局やることはひとつでした。
そうだったんか…

やった事をまとめるとこうです。

・状態目標の明確化
・現状を認識する
・目標と現状の乖離要因を明確化する
・改めて目標達成の手段を明確化する

この後に細かい「じゃあどうする?」が続いていくわけなんですけど、そこまでいくと事業戦略とかの話だと思うのでそこには触れません。

そう考えると、今の仕事は目標に何も紐づかないな…職を変えよう。



あとがき

今回はコーチングの観点から、目標設定と具体的なアクションに落とし込む流れについて改めて考えてみました。

コーチングとティーチングの使い分けとかそっちにいく事も考えたんですけど、児童心理とか専門外の部分も絡んできちゃうので、今回は大人向けの話にしました。

子どもができたらそっちも勉強するんだろうなあ…
その前に今は恋愛学か。気が進まないな…


話は飛びますが、冒頭で書いたセブンのアイスコーヒーって破格ですよね。
110円であのクオリティのコーヒー飲めるなんて。

この間久しぶりに自動販売機で缶コーヒー買おうとしたら、140円でびっくりしちゃいました。
なんでもかんでも高くなってて困っちゃいますね。



ではまた!

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