札幌市 豊平館の講座へ
先日は、札幌市 豊平館の講座へ。
テーマは「北海道の結婚式」
北海道博物館 民俗学ご専門の学芸員の方から
本州の昭和の結婚式にまつわるお話から暮らしの変化、
北海道の結婚式について大正時代の「札幌生活改善会」
「陸別生活改善会」などを例にお話くださいました。
戦後、暮らしを改善しようとする動き(生活改善運動)があり、
政府は、日常生活や冠婚葬祭を規制して
出費を抑えるよう働きかけていたとのこと。
それまで結婚式・披露宴は
広間(自宅)で3日間ぐらい続き、
隣近所の女性たちが食事の準備などを手伝っていたのだそう。
北海道は全国的にも珍しい会費制の結婚式ですが
地元の方の話によれば昭和35年(1960年)頃から始まったとのこと。
会費制の結婚式が
なぜ始まったのかは定かではないそうですが
会費制の結婚式についての反応は様々で
招かれる立場なのに・・・といった
反対派の声もあったのだとか。
国の重要文化財に指定されている「豊平館」では
昭和33年(1958年)から平成23年度まで
市営の結婚式場として使用され、
これまで2万組ほど利用されてきたそうです✨
今回の講座の会場は 2階の広間。
開拓使の建物のシンボル
五稜星があしらわれている豊平館。
内観のクラシカルな雰囲気も、素敵ですよね✨
1階、2階のお部屋を貸し出ししているそうですよ☺️
ご参加募集中✨
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