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奥が深い廃棄物処理の課題~寄稿記事の紹介

最近の関心事である廃棄物処理についてDeeperに寄稿記事を出しました。

4-5月にセルビアを訪れた際に、偶然耳にしたゴミ処理の課題。その後、この分野への関心が高まり、数カ月間、合間時間で色々と調べておりました。


廃棄物処理に関心なかった人から、この道に携わっている人まで、どちらにも、満足頂ける記事になっているかと思います。

【一本目】『日本のゴミリサイクル率は低いのか?~歴史から紐解く欧州と日本のゴミ事情』

ごみを燃やして熱回収を行う日本式のサーマルリサイクルは「リサイクルではない」と批判されがちです。かたやヨーロッパ諸国はリサイクル率が高く進んでいるイメージを持たれます。
しかし歴史を紐解けば、お互いの進化の過程、課題が見えてきます。


【二本目】『リサイクル先進国の欧州でも課題山積み!?~世界中で注目されるゴミのリサイクル』

二本目では、もう少し深くまで進めていきます。
プラごみ・生ごみのリサイクルについて、世界各国の状況、そして事例を紹介します。
優等生と思われがちなヨーロッパも大きな問題を抱えています。また、あまり知られていない事実ですが、生ゴミ(食品廃棄物)のリサイクル率では世界有数の韓国。圧倒的なリサイクル率を誇る韓国の事例を紹介するとともに、韓国でさえ抱える課題についても紹介しています。


廃棄物処理の課題、世界的にもこれといった解決策が見いだせておりません。システム的な複雑性も高く、難易度の高い社会課題です。


市民の意識が変わっただけでは解決せず、
卓越した技術が生まれるだけでも解決せず、
そして社会の構造的な仕組みだけでも解決に至りません。

問題の複雑性が高いからこそ、行政のトップダウンの仕組みでなく、旧来の民間企業のやり方でもなく、NGOや活動家のやり方でもなく、新たな解決のアプローチが求められています。
我々のような起業家、そして近年のインパクト投資などの新たなお金の流れを使った新しいやり方が求められる分野だと考えています。

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