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原因不明の蕁麻疹

さて、前回の続きのお話ですが、私は社会人2年目のとき都立病院の薬剤部で勤務していました。仕事でのストレスや大変さということよりは、今思うと田舎者が上京してきて、都会の楽しさや華やかさ、そして影や闇に、なんとか順応しようと必死だった時期でした。その時期をとても懐かしく愛おしく思います。

病院勤務していたときは、お昼には必ず手作り弁当(もちろん自分でねw)を持参していました。夜ご飯の残り物を詰めるという感じ。だから結構夜も自炊していた時期。

ある日の夜、買っていたりんごを皮のまま丸かじりした後、出掛けようとしたら顔が熱くなり火照りを感じ、そして違和感を感じ、だんだん痒くなり顔が赤く腫れ上がりました。今までりんごを食べてアレルギーなんて出たことなかったのでびっくりしたけど、りんごの皮がダメだったのかなと思うくらいでした。

別のある日、玉ねぎのサラダを食べた時、りんごを食べた時と全く同じ症状が。玉ねぎでアレルギー出たことももちろんなく、でも今日は体調悪かったのかな。。。と。

別のある日は、恵比寿の魚が有名な居酒屋へ友人と。なんとなくアレルギーが気になったのであまり生モノは気は進まなかったのですが、少量だけならと気にしながら食したわけです。そして帰宅後、ビンゴ😭❗️❗️下痢と嘔吐。でもこれはアレルギーというよりは食あたりのような感じ。と思ってました。


別のある日は、別のある日は、別のある日は、・・・

と何でアレルギーが出るのか全くわからない状態が続き、それも突然発症。
問題なく昨日食べたもので今日は顔が腫れ上がり蕁麻疹が。
果物、野菜、魚などが主でした。
その時は、このまま食事そのものにアレルギー反応ができてしまったらどうしよう。大好きな食べること、私の楽しみがなくなってしまう、何なら食事全てがアレルギーになって人間らしい生活ができなくなってしまうかも、とまで思ってしまったほどでした。
病院で勤務していたこともあり、そう感じた翌日すぐにアレルギー科を受診し2回も。思い当たる項目全てのアレルギー検査し、その他の検査もしたけれどアレルギー反応は陰性。特に異常はありませんでした。
しかし、その後もアレルギー症状は続きました。

その時に薬剤師であり薬局を経営する母に相談したところ、腸内環境が悪く胃腸の調子が悪くアレルギー反応を起こすのかも、と言われました。

勧められた美味しくない酵素を飲み、食生活も以前より気にするようになりました。そうすると気づいた時にはアレルギー症状は出なくなってました!
覚えていることは、食事を食べる時にアレルギーが出たらどうしようという不安と便秘がだんだん良くなっているということだけで、どれくらい経過した時からアレルギー症状、蕁麻疹が出なくなったということは記憶にありませんが気づけば、そういえば!!という感じでした。それに合わせて、いつも秋冬の季節に風邪をひき、気管支ばかりをこじらせていたことも改善されて免疫力もアップしたことに気付きました。

その後、腸内環境や腸内細菌などについての自身で学ぶようになり、勉強会や学会などでも医学的エビデンスが証明されていることを知りました。
原因不明の蕁麻疹が良くなってから現在までアレルギー症状が出ることはありません。そして、風邪もひかない昔の自分を取り戻しました。

自身の体験をもとに腸内環境を整える大切さ、腸内細菌がたくさんの疾患につながっていること、腸内粘膜や腸の働きなどの知識などを含め、多くのお客様や患者様に伝え、改善することに努めてきました。それが全てではありませんが、基盤であり体質改善のファーストステップだと思っています!!


別の機会に、なぜ腸内環境が関係するのか、なぜ改善に繋がるのかなどをお伝えしたいと思います。


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