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未来逆算思考。

お台場にある日本科学未来館。私の大好きな場所の一つです。地元群馬では群馬県立歴史博物館。どちらも定期的に訪れています。

「宇宙から見た輝く地球の姿を現在の地球を、多くの人と共有したい」という毛利衛館長の思いから生まれたのが日本科学未来館だそうです。入り口すぐ目に入ってくるのが球体ディスプレイ、ジオ・コスモス。改めて、日本科学未来館の館長は宇宙飛行士の毛利衛さん。当時13才の毛利少年は、ユーリイ・ガガーリンの「地球は青かった」の言葉をきいて、宇宙飛行士になる道を歩き始めたそうです。宇宙飛行士の夢を叶えた上、日本科学未来館を通して私たちに「地球は青かった」を見せてくれています。

画面上を流れる雲の映像は、気象衛星が撮影したデータを毎日とりこんで「リアル」を反映させたものだそうです。
環境に調和した暮らし。
現在の地球環境の現状を知り、環境共生型の技術を目指した技術体系の展示や企画等が開催されています。

私の意識がほんの少しずつ変わってきたのは、日本科学未来館に行ったことも一つのきっかけになっていますがもう一つ、パタゴニアの元日本支社長 辻井隆行さんのお話を聴いたことです。

「人間は生物学的にひとりでは生きていけない存在であり、社会の中で必ず誰かに、いつも何かに依存して生きています。全ての人が全ての問題に関心を持ち、その解決に時間とエネルギーを注ぐことは不可能です。だからこそ、いろいろな人がいろいろな問題について考えることが大切です。そしてもうひとつ、現代に生きる僕たちが見逃すべきでないと感じることがあります。それは、多くの社会問題が今日的なビジネスのあり方と深く関わっているという事実です。一説によれば、環境問題の八割以上はビジネスが引き起こしているそうです。もしビジネスが、問題の対処療法を施しつつ、そういう問題を繰り返さない社会システムを構築することに貢献できたら、世界はより多くの生命にとってもっと住みやすい場所に変わるはずです。」            

先日、会社の仲間がエコバッグを作ってくれました。今年7月からレジ袋は有料化。合わせてやっと!マイボトルも準備しました。

意識をかえると視点がかわる。
視点がかわると真実がかわる。
真実がかわると世界がかわる。

日本科学未来館や辻井隆行さんとの出会い、最も甥っ子善くんや姪っ子響ちゃんとの出会いが、私自身のライフワークが変わり始めるきっかけとなった気がします。
そして、日本科学未来館で出会った言葉。
それは、未来逆算思考という言葉。

HUMAN IS EARTH.生まれた時より美しく。

私が所属する<一般社団法人祝いや>のフィロソフィー。この活動の誕生にも大きな影響を与えています。2013年のある日、私はふと「あぁ、私自身が地球なんだ!」と気づいたんです。ありのままの学生時代から社会人になり、経済(収入)を発展させることに注力していたら、知らぬ間に体に負担をかけてしまっていたんです。更に成長をのぞんだら心を病んでしまった。それはまるで、川が汚れるように血液が汚れる、脳AIが進化したら魂を見失ってしまったという具合に。これはあくまで私個人の体感の話です。ありのままの頃の方が輝いてみえ、大人になった私は果たして、あの頃より美しく生きているだろうか?と。

人が生きるという営みの中で大切なことは、様々な「環境との調和」なんだと。そのバランスが崩れたときに「地球」や「人間」は、「負荷」や「怒り」や「悲しみ」を「災害」とか「事件」とか「病気」として出すんだろうと思ったんです。

私という人間が、心も体も美しくあること。年を重ねながらシンプルにそれが実現できたら…50年後も「地球はまだ青かった」と、日本科学未来館でジオ・コスモスが誇らしげに掲げられているんだろうって思うんです。人間ってやっぱり凄いねって。Mother Earthは、ずっと黙って「包括」しているんです。私がいろんなことに一つずつ気づいて動くまで。

私は私にできることを、この一度きりの人生の中で一つでも増やし、「実」を持たせて生ききりたいと思います。嘘ならやらないし拡げない。そして、「夢をみて発信」するだけじゃなく、小さくとも、「夢を叶えてカタチ」にし、表現し続ける「実務家」でもありたいと思っています。これまでも、これからも。

追伸。
本日のBGMはYUKIちゃんのプリズム。
   「咲くのは 光の輪
       高鳴るは 胸の鼓動」

読んで頂き、誠にありがとうございました🙇‍♀️未来の地球を生きる方々に活かしていきたいと思います。時々、アイスカフェラテ代に使わせて頂きます。初めてサポートして下さった方が、そうおっしゃったので🤭🎶