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【キリンビール】IBUKI BREWER’S MEETING に行ってきた

どうもビールの時間です。今回は10月29日(月)に開催されたIBUKI BREWER’S MEETINGというイベントに行ってきたのでレポート。

タイトルだけ聞いてもどんなイベントかさっぱりわからないと思う。
俺もわからなかった。

『国産ホップ「IBUKI(いぶき)」を知って味わおう!』という企画で、
キリンビール工場の人や生産農家、このIBUKIを使ってビールを作っているクラフトブルワリーの人も招き、あとは飲んで食べるというイベントだった。

IBUKIなんてホップ聞いたことないけど?

「キリン2号」種と「かいこがね」種を合わせてIBUKIというブランド名にしたそうな。

企画意図としては、国産ホップ振興。
日本の国産ホップの9割が東北で作られていて、そのうちの70%はキリンが購入しているだとかなんだとか。
「一番搾り とれたてホップ生ビール」にもこのIBUKIが使われているそうで、それも生ホップを急速冷凍して、それを破砕したもの。
その冷凍ホップ(を解凍したもの)を使うと、香りが通常のペレットタイプより香り高くすっきりとした風味んるそうな。

イベントは工場見学的なものが合ったり色々あったりして。
いよいよ、クラフトビールのブルワリーの人達が登壇。
このあたりキリンビールが東北魂ビールに加わったこともあってのセッティングだな
(うがった見方をすればキリンビールが「うちもクラフトやでー^^」と、擦り寄ってきた流れ)

参加したブルワリーと今回のビールは以下の通り。
・上閉伊酒造株式会社(ZUMONAビール) 「遠野の華 ウィートエール」
・世嬉の一酒造(いわて蔵ビール)     「ESBwithイブキ」
・株式会社あくら             「フレッシュIBUKIセゾン」
・仙南シンケンファクトリー        「セゾンIBUKI」
・やくらい地ビール製造所         「FRESH IBUKI ALE」
・スプリングバレーブルワリー       「Hop Fest 2018」
・キリンビール仙台工場          「一番搾りとれたてホップ生」

仙台のビアバー「アンバーロンド」の田村さんや、仙台でIBUKIを使ったビールを飲める店の店主さんが色々といました。
だから仙台のベルギービールのダボスのマスターはいない。

飲みさしですまん。
だって冷え冷えで香りがたってなかったんだよ。
少し味見して「こりゃアカン」ってことで、しばらく放置し温度を上げようとしているため。キリンさんしっかりしてよ。

それで結局IBUKIってどうなのか。
うーん。ベースのホップとしては良いと思う。緑っぽいホップのフレッシュな香りはある。使い方によって柑橘系も出る。
ただ「すごい素晴らしいホップだ!」とホップを前面に立てて売っていくにはパンチが弱い気がする。
シングルホップIPAやセッションIPAにしても…それほど面白くはならない気がします。ソラチエースなんかに比べると特にね。

各社で作ってるビールからもなんとなく傾向が掴んでもらえるかと。

それと。イベント全体は一般の人向けだった。
見学部分でも専門的な話は出ませんでしたし。
まぁ専門的な話されても俺にはわからんのだが。

なお参加費は無料(参加者は抽選)
ビール飲み放題(時間は1時間くらい)で料理も色々と出たこと考えたら良イベントではあった───かもしれまないが、モヤッとした部分もあるのは残念だったな。

上はやくらいさんのローストビーフ。
下は仙南シンケンファクトリーのスタウトで煮た牛(だっけ)

美味かった(笑)

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