通信制大学院 博士後期課程 英語学専攻 2年目の記録①
1年後になると思ったけども、少しだけ心に余裕ができたので、冬休みまでのことを記す。
2年目開始。
4月より、ひたすら3月に録画した、生徒の1分間チャットプレテストの文字起こしをした。
部活動がトレーニング日だったり、定休日である月、水、金には、帰宅後1時間、パソコンを立ち上げ、ヘッドフォンをして、ワードに打ち込む。
聴き取れないことも多く、何度も巻き戻しながら。
頭痛がしてくるので、1時間が限界。
これ以外に平日の8時~9時はスピーキングに関する論文をひたすら読む。練習に関するもの、流暢性に関するもの、評価に関するもの。
英語のものが中心だが、たまに日本語のものも。
英語のは大体週に1本。日本語だと1時間で読めてしまう。
土日は4分の1が部活動、4分の1が研究、4分の2は家族との時間。
研究のコマにはオンラインスクーリングや学会の研究部会も含む。
5月中旬に文字起こしが終了し、データの測定と分析開始。
並行して実験群のみ、疑問文と応答文を作らせるパターンプラクティスを2題ずつ12回実施。
6月中旬に1分間チャットポストテスト実施。
6月下旬に終了。
7月からは博士論文中間発表会のスライドとレジュメの作成。
基本的には研究の方向性とプレテストの結果の発表。
8月にはいよいよ博士論文中間発表会。
久しぶりに対面開催なので遠征。
キャンパスが移転して初めての訪問。緊張する。
発表までの隙間時間で、先輩方の博士論文を読む。
自分のテーマに近い論文をよく読み込み、メモをとる。
時間が来たので発表会。
1つ上の先輩が先に発表。自分がタイムキーピング。
自分が発表の時は先輩がタイムキーピング。
名刺を交換し、先輩の学会論文の抜き刷りをいただく。
修士の皆さんとも短時間の交流。
帰宅後、リーディングリストテストに取り掛かる。
Reading Listで扱った文献に触れながら2,000字程度で、
(1) PPPの理論的な枠組みについてと
(2) TBLTとPPPにそれぞれ基づいた英語の授業を考えた時に、その効果をそれぞれ比較して論じる課題。
2週間の期間があったが、1週間で完成し、提出。合格。
9月より1分間チャットポストテストの文字起こし、測定、分析。
そして、2本の投稿論文が採択されないと博士論文執筆許可がでないことがわかる。
10月には自分が所属しているのとは別の学会の発表の準備。
11月には自分が所属している学会の紀要に、自分の研究部会とは別の投稿論文の準備のため、授業でデータ収集。
12月には別の学会の発表があり、そのフィードバックを受けて、論文作成開始。
12月下旬、2本の投稿論文が完成。
1本は修士論文の時のデータと現在進行中の博士論文用のデータの比較研究。
もう1本は大学院で学んだ理論を、1分間チャットに応用した研究。
年末と年始のスクーリングで訂正箇所を指導いただき、締め切りまで訂正作業を行う。
続きは春休みに。