TIME TO RIDE 「バイクは道具か否か」大鶴義丹 No.246より
バイクのエンジンや車のエンジンを触ったり改造したりすることの原点は、16歳の時に乗っていたヤマハDT200RのYPVSのメンテだ。言うまでもなくネットや専門書もない時代なので、ショップのオジサンから教わった通りの、見よう見まねの素人作業。しかし顔が写るまで鏡面加工したYPVSで走り出すと、すごく速くなったような気がしたのが不思議だ。もちろんプラシーボ効果なのは言うまでもないが、気分は「よろしくメカドック」である。
そんな昭和昔話から40年近くの時間が過ぎている。内燃機関そ