生きるとか死ぬとか


爆弾発言すると思う。

ほんとは、
生きてても死んでても、
どっちでもいいんだと思う。



正直、生きていても死んでいても
どっちでもいいんだなぁと、ふと思った。
ストンときた。

心がもろい、そうは思わない。
心が弱い、そうも思わない。

ただ、周りから見れば
以前より、よりもろく、弱くなったように見えるのかもしれない。

ただ、繊細になっただけ。
遠くから観れるようになっただけ。

魂がこの体を借りて、
この地球という星に降りたっているのなら。
魂たちが転生輪廻しているとしたのなら。

それがわかってきているから。

もし、自ら命を絶って
この世から体がなくなったとしても、
きっと、極楽浄土には行けなくて
また命として生まれてくるのだろう。


これは、生きる美しさをも感じるトンネルを抜けた先の感覚なのかもしれない。

生きるって素晴らしい。
でも、今日も世界のどこかで
誰かが生まれて、誰かが死んでいる。

命って、とってもとっても大切なのに、
そんな命のことを知らない。
無関心である。

命が生まれようと亡くなろうと、
世界的に見ればどってことない。


死にたい。

心からそう思ったことがあるのなら、
自殺者のことを、尊敬した瞬間があったのではないだろうか。

死にたい。でも、死が怖い。
また一人、勇氣をふりしぼって死んだ子がいる。
すごいなぁ、できない、
こんなにも死にたいのに…!!!

命は、いつかこの世からいなくなくなる。
それが死というもの。

いつかは、必ず来る。

…必ず来るのだから。



じゃあ、生きるとか死ぬとか、
考えなくていいんじゃない?

考えるから、死にたくなる。

ほんとは、生きるとか死ぬとか、
そんなものとっぱらって、
ただ「在る」でいいんじゃないかな。



赤ちゃんの頃は、生も死も、知らなかった。
いつからだろうか、そんな概念を学んだのは。

ただ呼吸をして、ごはんを食べて、一言二言会話を交わす。
そんな大層なことをしなくても。

ただ、在る。


2022.10.14

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