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2年ぶりの個展!!

僕は2年前に絵を描き始めた。

それまでは興味はあったものの全く筆を握ったことはなかった。

ただ漠然と自分が作ったものを、自分が良いと思ったものを誰かに見せたい!!というような願望があっただけで。

絵を描き始めた年に人生初めての個展を開催した。

僕は運が良いので、何の問題もなく開催ができた。

人も来てくれた。

ノリと勢いって本当に大切なんだなとこの時に実感した。

もっといろんなことができると思ったし、もっと回数をこなしたいと思い毎年個展をやろうと考えた。

でも、あれ?何で個展をやるんだっけ?。

個展なんてやらなくても、絵をみてもらうことはできる。

もっというなら、自分で絵なんて描かなくても、今じゃAIに描かせることができる時代だ。

それでも、自分で絵を描くのは何でだっけ。
描いた絵を人に見てもらうために個展を開くのって何のためだっけ?と。

2023年はそーゆうことを考える年だった。
結果的に、去年は個展を開催することをやめた。


2024年9月28日、29日の2日間下北沢で個展を開きます。


僕は、人に何かを伝えるのが苦手だった。

いつも自分が伝えたいことと真逆のことを相手はレシーブをしていて
明らかに自分の伝え方に問題があると理解をした。

今、それが克服できたのかはわからない。

それでも、自分が何かを表現することをやめたいとか、やめようとか思わなかった。

どうにかして自分の想いや考えを伝えるためにずっと頑張ってきたと思う。

それは今も変わらない。

その中で、歳を重ねるごとに
僕の言葉や生き様で人の人生に影響を与えられていることを知った。

僕が今まで人に言われて嬉しかった言葉は
『人生を変えてくれてありがとう』という言葉だった。

これに気づいた時から、自分の表現を持って、人に伝えること、それで人の人生に影響を与えることが僕の生きがいだと思った。

絵を描くことはそのための手段の一つだ。

身体的にも精神的にも自由に表現ができるアートは僕にとってどの表現方法よりも性に合っていると感じている。

何よりもアナログなのが良いんだ。


今回の個展のテーマは
『Dawn』だ。

日本語で『夜明け』という意味。

今回の個展で、観にきてくれた人が何かしらのしがらみだったり
苦痛だったり、マンネリだったり。

真っ暗闇な場所にいる人に、それがいつかは晴れることを感じてもらえたらいいなって。

絵を通して、見えなかった世界を認知するきっかけになれたらこれ以上の幸せはない。

僕らが見てる世界は、見えているものから成り立っている。

そのすぐ隣には新しい世界があるが、僕らは見たいものしか見ない性質のためそれが見えない。

でもある時、いきなりその新しい世界が見える時がある。

その時に、ずっとしがらみついていた重い鎖から解放されるんだ。

人の優しさや人の痛みに気づいていったものから、親切な人間になれる。

この世界は気づいていったものから自由で、美しくなっていく。

『気づき』があなたを変える。

今回の個展は、そんな『気づき』が来てくれた人にひとつでもあったなら大成功なんじゃないかなって。

今回の個展というか、僕の表現活動的にもだな。

っていうことで、皆さん!ぜひ来て下さい!

都度、個展について共有します。


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