3/21(土)ABD読書会@仙台
ABDとは
前回のABD読書会から4ヶ月が経ち、2回目を開催した。
(第1回目の記事)
今回は、『「畳み人」という選択』を使って実施。
著書を選んだ理由としては、参加者内で「働き方」が共通認識としてあっただけでなく、イベント内で実施しやすい文量だったことが大きい。
ABDとは
1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。
(引用先:http://www.abd-abd.com/)
参加メンバーは自分を含めて8名。
事前に本をレンジで温めてノリを溶かしておき、裁断しやすい状態にしておく。
イベントでは、コラムを除く第1章〜第5章までを振り分け、担当箇所を各々読む。そして、大事だと思ったところを画用紙にまとめてホワイトボードに並べた後、一人ずつ発表していく。
ABD読書会を通じて
1夜明けてイベント全体を反芻してみて、改めて感じたメリットは3つある。
①1冊読むのが大変でも、自分の担当箇所さえ取り組めば他の人が残りをやってくれるので、結果的に点と点が繋がって1冊読んだことになる。
②<年齢>×<性別>×<職業>で分けたとき、バラバラだったこと。普段関わる人が固定しているため、すごく新鮮に感じた。
③心理的安全があるため、失敗してもフォローアップがある。実際、自分もイベントのファシリテーションをする経験を1足すことができた。
これに関しては、去年の4月からN高のTAとして活動している中で、生徒の居場所を作ったり、いいところを見つけたりすることと繋がっているように感じた。
著書で良かったところ
上記までは主にイベント全体について記したため、ここからは自分視点で書いていく。
著書を一言で表すと、社内・外問わず相手の期待値を超えられるガイドブックの1つであり、個人の名で稼ぎたい人はある種の前提条件のように感じた。
その中でも、特に印象に残ったところを3つ記していく。
肯定ファースト
広げ人はある種の孤独な立場であるため、まずは1人目のフォロワーとして広げ人の意見に肯定する。その上でどこまで落とし込めるか考え抜くことが求められているように感じた。
例えば、前提の共有を自分から行ったり、広げ人とその他の人(部下や取引先など)とのクッションになったりすることが挙げられる。
小さな気遣いの積み重ねが信頼となっていくんだなぁ〜と。
タイムマネジメント術
生産性を上げろと言われても、どこから始めればいいか分からないかもしれない。そこで著書によると、まずは1週間、1日の始めから終わりまでやることを書いた後、時間を測ってどれくらい時間がかかったか記入することから始まる。
例
9:00-9:10 朝礼
9:30-10:30 MTG
10:30-12:30 企画書作成
12:30-12:45 ニュース記事のチェック
12:45-13:45 昼食
実際にやってみると、自分が思っている見込みよりも早く終わったり、時間がかかったりする。毎回行うとなると手間はかかるものの、振り返る時に記録はものすごく役に立つツールだと実感する。
畳み人から広げ人へ
畳み人は好かれることが求められるのに対し、広げ人は嫌われることも厭わないという立場になる。
また、畳んできた経験の中で成功だけでなく失敗も生きてくる。自分が1から始めるとなると、経験数に応じて予測も立てやすいからだ。
明確にやりたいことは現段階では無いに等しいため、畳む経験を通じてできることを増やしていくと、少しずつやりたいことが出てくると思った。
最後に
2020年度は1.5ヶ月に1回くらいのペースでABD読書会を行っていきたい。東北6県にお住まいの方でご興味ある方はご連絡ください。よろしくお願いします。
以上です。
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