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足関節捻挫

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記事の最後では日本一気軽に臨床相談ができる"Locomotorium"への参加方法をご案内しています。

気軽に臨床相談をしたい…という方はぜひご参加ください!


✅Deep  Learning! ☝️Clinical  Points!

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✅距骨の前方引き出しテストで靭帯損傷の評価をすると思いますが、損傷靭帯の鑑別は困難です。なぜなら前方不安定性は前距腓靭帯の単独損傷でも踵腓骨靭帯との複合損傷でも増大するからです。鑑別方法は以下の通りになります。

単独損傷:距腿関節内旋の不安定性増加、足関節底屈位で不安定性増加

複合損傷:距腿関節内返しの不安定性増加、足関節中間位で不安定性増加

☝️僕は急性期の足関節捻挫を経験したことはありません。しかし、足関節捻挫の既往歴があり、距腿関節の不安定性を示すことはよく経験します。CKCトレーニングが苦手で聴取していくと…なんてことも経験します。他疾患への介入かつ急性期でなくとも確認しておくべき項目かと思います。

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✅踵腓靱帯に関しては切除で距下関節内返しの不安定性が増加することが報告されています。ただ、距骨は自身に付着する筋がなく、周辺アライメントの影響を大きく受けます。足関節背屈可動域制限に伴う足部外転なども影響を与えます。また、距下関節の安定性がCAIに関与していることも示唆されています。

☝️捻挫の既往歴がなくとも、足部の形態(扁平足やハイアーチ)や可動域制限(背屈や足部回内)によって距骨下関節の不安定性を生じさせていることを経験します。距腿関節不安定性との鑑別が困難である以上、様々な情報をもとに推察していくしかありません。


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それでは「Locomotorium」でお会いできるのを楽しみにしています😊

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