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【DTM】あの飛行機雲みたいにすっ飛んで行けたら、どんなに爽快だろう?

新曲をアップしました。

サイクリングに行ったときに、飛行機雲が見えたのです。

そして思い付いたことが、「あの飛行機雲みたいにすっ飛んで行けたら、どんなに爽快だろう?」です。


日常のモヤモヤをぶっ飛ばしたいという歌詞にした

日常生活には制約がどうしてもあります。時間とお金、行動範囲なんて最たる例ですね。

仕事や家事・育児・介護のようなやらなきゃいけないことがほとんどの人にあります。それゆえ時間を思うように取れません。

またその仕事というものには色々厄介なことがあることは言うまでもないでしょう。

そしてお金とか行動範囲にも制約が出ます。できるだけ節制は必要ですし、どこか遠くに行きたいと思っても、交通費や宿泊費がかかります。

平凡な日常に退屈することもあれば、時間に追われてやりたいことができないこともあります。

憂鬱なことだってときんは起きますし、上記のような制約はあるのが普通です。そして抗えないことも沢山あります。

ときには今年の春や、毎年の梅雨のように、雨ばかりでジメジメして不快なこともあります。

そんなときに、日常とか常識、制約なんてものを外して、飛行機雲みたいに空を一直線にぶっ飛んで行けたら、どんなに爽快でしょう?

そんなこと歌詞にしてみました。

だからAメロは暗くて、Bメロは気分を改め、サビで飛行機雲を眺めて爽快さを想像する構成にしています。

しかしリアルに空を飛行機雲みたいにぶっ飛んで行けたら、絶叫系みたいで怖いでしょうね。小さくて速い飛行機に乗れば味わえるでしょう。

曲はモヤモヤ感とスッキリ感を対比させてみた

Aメロはモヤモヤ感を出すためにあえて裏コードを使った

Aメロは日常の制約に対するモヤモヤ感を描いています。それゆえに裏コードをちょいちょい入れています。

モヤモヤした気持ちを表すために、あえて裏コードで不安定さや気持ち悪さを出しています。

Bメロは普通に上がっていくだけ

Bメロは上がる感じを出すメロディーを繰り返しました。またサビの前で気分を上げていくようにしました。

具体的にはシンセでグリッサンド、ギターもそれらしい演奏を入れてみました。

私は音源にYAMAHAのMODXを使っているのですが、なんとギターの音色によっては1弦22フレットより上の音階に特殊な演奏が入っていることにたまたま気付きました。

ピックスクラッチっぽいものとかミュート、ブラッシングなどが入っているのです。

よってこれをBメロの終わりからサビにつなげる部分と、間奏のギターの演奏に使いました。

サビは2段構えにしてみた

今までサビが前半と後半に分かれている曲をあまり作っていないと感じていました。

そこで今回はサビを2段構えにしてみました。

前半は高め、後半は音程変化重視です。特に後半が気に入っています。

またサビのメロディーを前半・後半に分けると、歌詞も2種類書けますね。

飛行機雲をひたすら飛ばすMVにしてみた

色々な場所で飛行機雲を飛ばしてみることを思い付いた

MVは単に飛行機雲を移すだけではつまらないなと思いました。そして色々悩んだ末に突然閃きました。

そう、悩み抜くと閃くというのはクリエイティビティを高めたい人には知っておいて欲しいことなのです。

閃いたことは、色々な場所で飛行機雲を飛ばしてみるということでした。

とにかく飛行機雲を飛ばしてみる

Aメロは日常生活のモヤモヤや、仕事に追われて時間がない不満などを表しているので、オフィス街で飛行機雲を飛ばしてみました。そんなところを飛行機雲が飛ぶわけがないのですけどね。

Bメロでは飛行機雲が電車を追い越しているように見えますが、もちろん飛行機雲はそんなに速くないでしょう。

サビの前半では飛行機雲を見上げ、サビの後半では海や湖、ビルの間を飛行機雲が進んで行きます。もちろんそんな場所を飛行機雲が飛ぶわけがありません。

横スクロールだけだと飽きるので、真正面にも飛ばしてみた

2番と3番の間にある間奏では、横スクロールだけでは飽きるという理由で、ズームを使いました。

さも飛行機雲に乗って突っ込んで行くかのような表現にしたかったのです。

山の上を飛行機雲で飛んだり、橋に向かって飛行機雲で突っ込んで行ったりしています。

終わりに

創作のヒントは日常に転がっているものです。日常に転がっているものから色々想像してみることで、アイディアが出てきますね。

自分の今の心情を理解していることも必要かもしれませんし、色々と書き出してみることもいいかもしれません。

やっぱり創作は楽しいですね。

というわけでMVを再掲します。チャンネル登録もしていただけると嬉しいです。


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