見出し画像

作曲にFM音源を使ってみた

私が使っているYAMAHA MODXにはFM音源が搭載されています。そのためDTMでもFM音源を使用しています。

今回はFM音源を使っていることについて書きます。


FM音源とは何か

FM音源のFMはラジオと同じで周波数変調という意味です。ザックリ言うと、電子回路で音を合成していると思ってください。詳細はここでは語りませんのでリンクを貼っておきます。

FM音源というとファミコンのようなピコピコ音を想像するかもしれません。しかしそういう音ではありません。

どんな音かというと、YouTubeで検索して聴いてみるのが一番です。結構引っかかります。大雑把に言うなら80~90年代のポップミュージック的な音です。

ちなみに今のシンセサイザーはPCM音源です。これは簡単に言うと生音を録音したものです。

MODXにFM音源が搭載されている

私はDTMをやっているのですが、いわゆるDTM音源は一切使っていません。バンドやセッションで使っていたYAMAHAのMODXというシンセサイザーの音源を使って作曲しています。

YAMAHA MODXにはFM音源が搭載されています。かつてFM音源として一世を風靡したYAMAHAのDX7の音も入っています。FM音源を使った音色は結構あります。写真でFMXというアイコンが付いている音色がFM音源です。見ると結構あります。

ギターにもFM音源があるのです
シンセリードにももちろんあります
シンセパッドにもFM音源があります

オルガンやギター、ストリングスなどにもFM音源はあります。あらゆる音色にFM音源があります。

オリジナル曲にFM音源を使ってみた

私はオリジナル曲にもFM音源を使っています。ちょっと昔風だったり、武骨で荒々しい雰囲気だったり、キラキラ系だったりと、音色によって特徴は様々です。いずれも楽器の生音じゃない電子回路で合成した音ならではの特徴があると感じます。

この曲はドラム以外全てFM音源です。ベースもギターもFM音源。

この曲はストリングスを除いて、オルガン含めキーボードパートは全てFM音源です。

この曲はキーボードパートのほとんどがFM音源で、サビのギターに1トラックだけ(左チャンネル)FM音源のディストーションギターを入れています。

FM音源にはPCM音源と違う雰囲気があると感じます。根強いファンがいるそうですが、それも個性的な音があってこそですね。

終わりに

DTM音源でもFM音源はあるみたいです。私の場合はバンドやセッションで使っているシンセサイザーについて来たから使っていますが、ちょっと変わった雰囲気が欲しい場合にはFM音源を選択してみるのもいいかもしれません。

私はこれからもFM音源を使ってみたいと思います。オリジナル曲にちょっと変わった音が欲しい方、FM音源はいかがですか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?