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学校で教科書を眺めながら先生の話を聞いていた昔。
「学校で習うことなんて将来役に立たないから勉強する必要ない」
心の底から無意味だと思っていた。

過去に存在していたらしい偉人の名前を暗記したり、隆盛没落を繰り返す帝国や地図の書き換えを覚える意味があるのかと。歴史の教科書、地理の教科書は特段大きく分厚く邪魔だった。

※当時作っていた楽曲を聴きながらお読みください

でも今日もメキシコから「ExpoTNT25」というイベントで楽曲を使いたい。フィリピンクリエイターがカバーしてくれた。スペインプロデューサーがREMIXしてくれた。ドイツのVOCALOID PRODUCERからコラボしようと連絡がきた。鎌倉FM「μ[mu]Tech」で曲を流したい。

色々な国から連絡が来るたびに、地理や歴史で習った国のイメージが頭に浮かんでくる。もし勉強をしていない状態で連絡が来ていたとしても「自分には関係の無い場所からの情報」として無視していたのでは無いだろうか。想像すらできないというか。


学校で勉強したことが役に立つことはあるんだなあ


学校を卒業して、ずいぶん経ってから実感したけど...英語も時差も地理も歴史も全部習っておいて良かった。習わせてくれた親、義務教育、ありがとう。って感じだった。

自分が将来どのような分野の職業に就くかは誰にもわからない。予想もできないし、最初に就職した職場から何年後かに転職することもある。どんな知識が必要か、何に慣れておいた方が良いかは時代や個人の状況によって変わって来るだろう。今、体験的に理解したけれど後で自主的に学べるくらいの基礎やとっかかりは満遍なくあったほうがベターなのだ。


ずっと机に座って、得意じゃないことに何時間も向き合うのは振り返っても辛いけど.....今ならもっと違う学び方もあるかもしれない。

そんな勉強のありがたさを感じながらMISAKIは、教科書に載ってなかった新しいページを進めていく。誰もやったことが無い。誰も達成したことがない。前例やノウハウが無い局面に遭遇する。



時代の最先端に立って、新しい歴史の一ページを作る。

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