エッセイ155.水耕栽培・室内栽培⑤
卵は長い間値上がりをしないので、物価の優等生と呼ばれます。
私の中で、「素人園芸の優等生」は、ミニトマトです。
何しろ虫に強い、生命力も旺盛です。
脇芽というのが枝から伸びてくる枝との間にどんどん出てきて、
わっさわっさに葉っぱが伸びてきます。
見えますか。これです。
観賞用ならいいのですが、おいしい実を収穫したいなら、
いちいち「芽かき」というのをしないといけません。
ただ、出た途端ではなくて、10センチ以上になったらとりましょう、
という情報を、今年初めてYoutubeで知りました。
取り忘れて、脇芽だかなんだかわからなくなることも、
最初のうちはありましたが、もう大丈夫です。
で、この脇芽を水にさしておくと、面白いように成長します。
今年はそれで、5本も6本も、後発組のミニトマトができてしまい、
次々に実をつけてくれています。
そろそろミニトマトの ばっかり地獄になりそうなので
全然伸びのよくないグリーンカーテンのところへ持っていき、
ネットにくくりつけようかと思っています。
その、優等生のミニトマトを外に出しておいたら、
絵描き虫にやられていました。
葉もぐり虫とも呼ばれ、
葉っぱの中に入って中で移動しながら葉っぱを食べます。
なので、下手な絵描きの落書きみたいな、白い筋ができます。
お隣へお隣へと移って行ったようで、何本もやられていました。
蚊に刺されながら全部を家の中に入れ、
寄り目になって調べましたが、葉っぱの先についているはずの虫が見つかりませんので、被害を受けた葉っぱをハサミで切り取りました。
これでは光合成できなくて不満だと思いますが、
脇芽を出したら温存してあげるから許してね。
(話しかけるとよく育つと聞きますので、
夫に対してより、よく話しかけている)
一番葉っぱを無くしちゃったのはこの子です。
健気すぎて、実を取れないです。
この先は、オブジェとして頑張ってもらおうと思います。
で、やっぱり食べられるようになったものは、
目の届くところに置いておくと、虫害を見つけやすいので、
ミニトマトとバジルは台所においておくことにしました。
これで、大葉・バジル・ミニトマトは手を伸ばせば取れるようになりました。
その他の現在のラインナップは、
ハダニ処理で消耗して、観葉植物になった二十日大根。
せっかくなので、夫がゲットした、郡上おどりの踊り上手免許証も。
それから、2階の窓の外ですくすく育つレタス(ずらし蒔きで、各サイズ)、
サラダほうれん草。
発根、発芽、葉っぱが出てきている途中の葉物は、
ベビーリーフ、ルッコラ、クレソン。
土物なのでコバエを忌避して外においてあるのがローズマリー。
あとは、生協のりんごから出てきた種から育っているリンゴの盆栽と、
すごく成長の悪い夕顔、ひょうたん、朝顔、
そのネットに勝手に寄宿を始めた大量の風船かずらです。
2019年長期帰省と、2020年コロナでへこたれ、
今年は2年のブランクがあるので野菜はこわごわ始めました。
いろいろ忘れていましたが、やっているうちに思い出します。
今年は今までになく虫害を受けていまして、そのラインナップは
(またラインナップかい)、
ハダニ・アゲハ蝶・モンシロ蝶・コガネムシ・エカキ虫、コバエで、
今年は外のものが少ないため、アブラムシは、なしです。
あと、忘れてはならないのが、名古屋では「かんす」と可愛く呼ぶらしい蚊。
刺されたところを強く爪で✖️をつけると、痒くなくなるそうです。
今日も私と一緒に家に入ってくるはずなので、やってみます。
オリンピック、ちょっと見たいのに今日も早起き。
なので、8時には眠くなってしまうでしょう。
睡眠は足りているようで、いいですが・・。
やっとセリアで見つけた、大型のクズとリネットです。
これに無駄にとってあったワイヤーなんとかを入れ、
ミニ温室の棚にぶら下げます。
すこしは日を当ててやりたい野菜をローテで出し入れするつもり。
面倒くさくて参りました!
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