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エッセイ28.日本第一美麗神に祈願

短い京都行きについて、もう一つ書きますね。

私は、よく知らない京都の中でも、下鴨神社が大好きです。
義母が遊びに来てくれた時も一緒に行きましたし、
去年も一人で行きました。

行かれた方はご存知のように、境内の木々、
細く清く流れる小川、とても素敵です。

境内に入っていきますと、左手に小さな神社があります。
玉依姫(たまよりびめ)をお祭りした、河合神社です。

その境内には、「方丈記」の鴨長明さんが住んでいた、
とても小さい「方丈庵」の復元されたものがあります。
夏暑く、冬寒すぎそうな、小さな庵です。
ミニマリストでないと無理そうです。
出世半ばでコースから外れてしまい、こういうところに逼塞すると、
鴨長明さんでなくても、すねてしまい、
誰だって愚痴のひとつも、ブログに書きたくなるでしょう。

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さて今回、娘二人と一緒でしたので、
ぜひ、やってみたいことがありました。

この河合神社は、女性の守り神だそうです。

こちらで授けていただく手鏡の形をした絵馬に、
自分のコスメでお化粧をして奉納すると、
心が大変に綺麗になり、ついでにお顔も綺麗になるらしいです。

この前来たときは、若い娘さんたちがこぞってお顔を描いていて、
ぼっちであった私は、ちょっと恥ずかしかった。
今更? と言われそうで、自意識過剰になり、できませんでした。

今回は、母娘3人で仲良く描いてやろう、と思いました。

うちの娘二人は、非常に化ける、じゃなくて、お化粧が上手です。

この二人は化身術は本当にすごくて、
どのぐらいすごいかというと、二人のどちらかは明記しませんが、
すっぴんでスマホの顔認証をしようとして、弾かれたそうです。


「絵馬を買ってあげるから、一緒にやらない?」

と訊いたら、

大丈夫でーす  🤚
大丈夫でーす  🤚

と一蹴されました。

一人じゃ嫌だから、やらない。

と言ったら、夫が、私もやります、と言い出しました。

そこで、「美人になる絵馬」を買いに行きましたら、
驚いたことに、鼻と目が描いてあるもの、

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と、何も描いていないものと、二種類がありました。

ということは多分、好きに描いていいのでしょうか。
それはそれで面白そうなので、
鬼滅の刃の 禰豆子 を描いてみました。
夫の方は、大好きなジョニ・ミッチェルです。

こちらです。









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ついでみたいであれですが、皆さんのお幸せも、
適当に一緒にお願いしておきました。



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娘たちは、絵馬は描きませんでしたが、水みくじは引きました。
水みくじとは、小川の水にしばらく浸すと、
神のお言葉が浮き出してくるものです。


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おみくじは小吉と末吉で、両方ともに

待ち人来らず  焦らずに待て

とありました。

二人は色あいは違いますが、そろって猛々しい感じで、
振り向いたら、神社の入り口に頑張っているあの方たちみたいかもしれません。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

寒い日が続いています。
今日もご安全な一日を。


サポートしていただけたら、踊りながら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。