漫画その16．　2020年３月のコロナ漫画

2020年の２月２９日に、スマホを見ていた夫が突然笑い出しました。
見せてもらって、私も大笑いしまして、他の人にも見せてあげたいと思って、シェアしてくれるように頼みました。

でも、ちょっと時間が経ったら、その動画を見つけることができなくなっていました。

残念だなぁ〜
残念だなぁ〜

と思いまして、せめて自分だけでも覚えていようと思って、
ざざ〜、と漫画にしました。

絵もへたっぴで、元々の動画の雰囲気も全然写せていないのですが、
（なので、一読しても意味がわからないかもしれないのですが、）
思い出ぐさに、こちらに投稿したいと思います。

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【1】コロナウイルスに感染してしまった一家のお父さんに、
　　　お医者さんが説明しているところのようです。

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【2】お医者さんが言いかけます・・

お父さんの瞬殺の選択が可笑しくて、不謹慎ですが、笑ってしまいました。

ちょうどこれを描いた日に、初めてブログでコロナのことに触れました。
以来、「コロナウイルスの日々」というサブタイトルを外せる日を目指して、毎日のように（別のところで）、ふざけたブログを書いています。


「コロナウイルスの日々」とつけたブログの一つ目をここにつけておきます。

2020年２月２９日　アメブロ
【コロナウイルスの日々−1】

新聞を開くたび、ニュースに接するたび、
こんなことになるとは・・と思う方ばかりだと思います。

以下は、生きているうちにこういうことにぶつかるとは、
と思うしかない、今の気持ちを、記録のために書いておこうと思います。

昭和、平成、令和とまたいで生きてきましたが、
大きな事件に遭うときに、帰省をしていることが多かった我が家です。

初めて結婚式のためにNZへ渡って3週間をすごし、
日本に戻ってきて、夫がロンドン出張に出た途端、
阪神淡路大震災がありました。

これにはNZの親戚がびっくりし、
海外の夫も最初に惨状の映像だけを見ましたので、
これまた「もう駄目か」と思ったそうです。
私一人のアパートに、電話が鳴り続けました。

ある年は、NZでテレビを見ていたら、サリン事件の報道が飛び込んできました。
姉が日比谷線を使って通勤をしていましたので、
電話が通じるまで、心配で震えが止まりませんでした。

またある年の年末は、世田谷区の宮澤さんご一家の悲惨な事件。
実は、そのお宅から徒歩10分のところに当時住んでいまして、
幼稚園の送迎は、あのお宅の前を朝に夕に通り過ぎていました。
犯人がタクシーに乗った交差点など、毎日の買い物でよく歩いていました。

夫に起こされ、見て驚愕した、9.11のテロもありました。
生徒の親戚や友人で亡くなった方もいらっしゃいました。
あのワールド・トレーディング・センターは、
知り合いが野村証券にいましたので、102階でしたでしょうか、
エレベーターを乗り継いで、そこまで行ったことがあります。
これまた、膝が震えました。

東北大震災の日は、夫が単身赴任であったので、
中2と小6だった娘たちを迎えに走りました。

その日自分も、大手町での2時からの授業がキャンセルでなければ、
私も自宅まで、6、7時間黙々歩く人の群れの中にいたはずです。

コロナウイルスによる新型肺炎のニュースは、
近いお隣の中国からでありましたが、
去年のうちはまだまだ遠いことに感じられました。

最初に、えっ？ となったのは、ダイヤモンド・プリンセス号の名前を聞いた時です。
実は長女が、乗員の仕事に応募したことがあります。
条件が合わず、提案された仕事はお断りしたのでしたが、
もしそのまま行っていたら、もしかすると乗っていたかもしれません。
人ごとではない、という感覚がどうしても起き、
ニュースから目が離せませんでした。

この水曜日は、友人の見舞いのため京都に向かっていました。
新幹線に乗っていましたら、友人から電話が入りました。

「お見舞い禁止かも。志津屋のカルネ買うの、ちょっと待って」

というのでした。

大きなイベントは控えてくれとの安倍首相の要請が出た日だったそうで、
全国の病院で、同じ動きがあったことでしょう。
幸い、特例で入れていただきましたが、
見舞っている最中に、これからのポリシーについてのお知らせが配布されました。
以降は、家族以外はお見舞いが禁止になりました。
行っておいて本当によかったです。

錯綜する情報の中に、「お湯でウイルスが死ぬ」というものもありましたね。

友達が、「これはいかがなもの？」と言って送ってくれたのを読みました。

「まことしやか例大祭」になっていました。

ある看護師から漏れてきたもの・・

ある・・という医師が、

とか、

できるだけ多くの人に拡散してください。

などなど、変哲もないチェーンメールのように見えましたが・・。
親切に人におしえてくれようという人たちの気持ちを、ばかにしていますよね。

続々と、行くはずだったコンサートが、保証も無しに中止となり、
嘆く声と、しかたないのかなぁという声。

しかしなんですかあれ。
放言担当大臣麻生太郎さん。

これは、臨時休校「要請」をめぐり、費用負担に対する質問をした記者氏に
こう言ったんだそうですね。

「要請を受けて出すんですから、
こちらが最初においくらですよって決めてっていうわけないでしょう」

「つまんないこと聞くねえ」

だって。

私ももう、聞きたくもない、あなたのつまんない放言を、
耳に入れられるの、たくさんなんですけど？

「経費がかかるとかいろんなことについては、
対応することになるんだと思います」

なんですかこれ。
他人事みたいに。

することに・なる っていうのは、日本語を教えていて、
よく、

ことにする と、ことになる と比較して教えていますよ。

「ことにする」は自分の意思。

「ことになる」っていうのは、
自分で決めたことでも、そう思われたくないときに使いますねぇ、
そうなってしまいました、って言いたいんでしょうかねぇ、

などと言っているんですけど、まさにもう・・・・むかつく！

失礼しました。

ここまでの感染なのですから、
思い切った手を打たなくてはならないのは本当ですが、
我が首相は、後手後手に回ったやり方への非難を避けたく、

「やってます感を出したいようにも見える」

という意見も聞きました。

言い得て妙・・・。

我が家の、ブティックでバイトをしている次女によると、
客足は減らないが、売り上げは激減とのこと

夫は昨日からしばらく在宅ワークになりました。

TDLもレゴランドもUSJも臨時休業。

東京の感染者の少なさは「検査をしてないから」説もありますね。

休校を「要請」したとはいえ、幼稚園・保育園・学童は開いていきます。
濃厚接触の最たるもの、赤ちゃんから幼児までの生活の場の保育園や、
医療機関、高齢者施設・・心配でないところはありません。

世界不況というより、恐慌へと突き進むという予想も聞かれるようになりました。

未知の病気に対して、できることは多くはありません。
せめて、基本的な予防法をしっかり学んで
トイレットペーパー買い占めに走ったりせず、
あるものをみんなで、正気を保って分かち合っていきたいですね。

あ、それから、こう言うことがあったからと言って、
「桜を見る会」以下のあれこれを、なかったことにはしませんので。
そこんとこよろしくです。

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駄々長い文章を最後まで、ありがとうございました。

自分に弱いところがあると、
ひょんなところへ連れて行かれてしまいそうな今日この頃。

できることをやって、懐かしい日々を取り戻しましょうね。

このブログから七ヶ月後ぐらいの心境も書きました。
よろしければ・・・