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日本語教師日記36.たまにやってしまうこと


できたてほやほやのブログネタ(駄)です。

急にキャンセルがあって、今日の土曜日の朝に、
振替えレッスンを受けたい人がいました。

私は大体のレッスンは日時固定ですが、
空いている時間があれば、時間変更には柔軟に対応するようにしています。

でも、はいはいと安請け合いをしても、書いておかないとすぐ忘れますので、
Google Calendarに変更のあるたび記入していきます。


それでも体内時計は頑固に、

月曜日は7時に起きればいいの私。
土日は8時まで寝ていられるの私。

と思い込んでいまして、カレンダーに書いてあるぐらいでは動きません。

寝過ごしてはいけないので、iPadの中の時計にアラームをセットします。
一応、大音量にしておきます。
これで大体、起きることができます。

普段は、私が何かの理由で起き損なっていても、
うちの住み込みの執事が オーディオブックを中断して、


「もう6時だけど起きなくて大丈夫ですか?」

と訊きに来てくれます。
しかし その者も、自分も寝ていていい日である場合は、
この限りではありません。

夫とその母親との、オーディオブックを聴く「ブッククラブ」のない日と、
やはりそこまで早起きをしないですむ週末が、黄色信号の日です。



さて、今日の土曜日、意外に早く目が覚めてしまい、
iPadの目覚まし時計を見ると、6時に起きよと言っています。

起き損なってはいけないと思って、早めにセットしたのを思い出しました。

そのとき、半分眠っている頭で、
(いやいや7時で十分でしょう)
・・と、よせばいいのに7時にかけなおしました。

次に目が覚めたとき、やけにぐっすりたっぷり眠ったような気がしました。
すごく爽快です。

あら、まだアラームが鳴らないのね。
素晴らしいREM睡眠がとれたのかな。

などと思ってiPadを引き寄せて見てみますと、誰ぞからメッセージ。

先生は寝ています。
私はおきています。

と最初の二行がそう読めます。

なんでしょうこれは。

私を慕う若い美男子の生徒が、
私に小夜曲、セレナーデを送ってきたのでしょうか。

瞬きをしてよく読み直したら、違いました。

「私も おきたばかりですので、大丈夫です🤣
来週また、makeup lessonを お願いします」

とのことでした。
これが、朝の9時ちょっとでした。
寝坊してレッスンをすっぽかしたのでした。


あわてて目覚ましを確認すると、このようになっていました。

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タップをちゃんとすれば、下のようになります。
何時間、何十何分後に鳴りますよ、まで教えてくれます。

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アナログのときは、眠りながら ベルの鳴るのを止めてしまったり、
amとpmを間違えてセットしたりがありましたが、
ハイテク時代になっても、使う人がおっちょこちょいだと、だめなのです。


自己弁護になってしまいますが、生徒さんが寝ていて、
スカイプやズームに出てきてくれないことは結構あります。




私:これを見たら、メッセージをお願いします。

ーーすみません。ねていました。


私:今日、レッスンでしたか? 私、まちがっていますか?

ーーすみません。ねていました。先生はまちがっていません。



面白いと言ってはいけませんが、面白いです。🤣




キャンセルその他の連絡は、みなさん、理由を書いてくれます。


先生こんにちは。お元気ですか?
私は7月4日の独立記念日のために遊びすぎました。
途中、10分ぐらいの休憩を何回か取ってもよいですか?

私:すこしもったいないと思いますので、
  よかったら明日の同じ時間はいかがですか?

お願いします。

別の生徒は、キャンセルの連絡に、
星条旗柄のドレスではしゃいでいる娘さんの写真をつけてくれました。
日本に居ながらにして、アメリカ歴史探訪ができます。


先生、二度目のワクチンを受けました。とても高い熱があります。
キャンセルをしてもいいですか?
体もとてもいたいです。

私:腕をぶんぶん回しましたか?

はい、ぶんぶん回しましたが、とてもいたいです。

私:では、また振替レッスンについて相談しましょう。

よろしくお願いします。


先生、ハリケーンがすごく近くまで来ていて、
    たぶんインターネットはだめです。
    そして、私はこわいです。キャンセルをしてもいいですか?

私:だいじょうぶです。また振替レッスンについて相談しましょう。
   ハリケーンに持って行かれないように気をつけてください。

ありがとうございます。


日本語の授業が、学校のクラスと訪問授業しかなかった時代には考えられないことになっていますね。
本当に便利で、やりやすいです。


コロナの時代で、日本での日本語学習の世界は大きく変わりました。
ポストコロナでは、さて オンラインの生徒さんは増えるのか減るのか。

この1年半ほどの間に、「オンラインなんて絶対に嫌」と言う人の中に、
体験してみて、悪くないと思ってくれるようになった人が増えたかもしれません。
いろんな形があっていいと思うので、そうなっているといいなと思います。

オンラインにしか出せない授業の質を保ち、
「オンラインのプライベートレッスン」というジャンルを
教師・生徒、相互に満足できる形で確立たいものだと思っています。



寝坊の話が恥ずかしく、なんとなく最後まとめてみました。

今日はこの辺で・・・

サポートしていただけたら、踊りながら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。