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エッセイ137.野菜作り(10)少し収穫


【蔓系の摘芯と、瓜葉虫】
私は今、朝顔や夕顔、瓢箪を一つのプランターに植えて、
グリーンカーテンを作ろうとしています。
今年知ったのは、本葉が7、8枚になったら、蔓の先端を切ると、
子蔓というのを新しく出し、葉っぱや花が増えるということです。
孫蔓というのもあるのですって。
朝顔なんて、夏休みの間に、ぼーっとしていても
葉っぱワサワサになると思い込んでいたのですが、違うそうです。
よく見ると我が家のものは、あまり葉っぱも出さずに、
上に向かってひょろひょろ伸びていっていました。
それで初めて、こわごわと摘芯をやってみました。
数日して見てみますと、なんとなく、下の方に脇芽のようなものが出ています。

そして、瓜葉虫です。
瓜系の植物が大好きな瓜葉虫は、胡瓜、瓢箪や夕顔、朝顔の葉を食べに来ます。
これがまあ、とろくてすぐ捕まえられるのがわかりました。
顔の前にペットボトルの口を置き、後ろから葉っぱを傾けると、
自分からトストスと入っていきます。ばかだね〜🤣
(でも、ボトルの蓋をし忘れて逃げられたので、私もお利口ではないです)

瓜葉虫は、双葉から本葉3、4枚の頃にどんどん来ます。
雨戸を開けて、ん? と見おろしてみると、
ん? と気がつくらしく、一斉に ぷわ〜んと呑気に逃げていきます。
サンダーバードの出動のようです。
今年はペットボトルで捕るのが面白いので、瓜葉虫スプレーを作らず、
お風呂の椅子に座って一匹ずつ捕獲しました。
葉っぱは少ないですが、少しずつグリーンカーテンができています。

瓜葉虫の食べログに、

「この家では、5月ごろまではおいしく食べられましたが、
 待っていて捕まえるおばさんが出るようになったので、
 行くのは控えましょう」

とか、書いてあるのかもしれませんね。全然来なくました。
ざまぁかんかん。


顔は(割と)可愛いのに、食いしん坊の瓜葉虫くん。

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【リボベジは撤収】
リボベジはしばらく楽しめました。
水だけでどんどん葉っぱを出してくれますので、玉ねぎ・長ネギ・人参・大根・ブロッコリー・・と、いろいろやってみましたが、水がぬるぬるしてくるのが早いです。
そして、やはりそういうところにはコバエが来ますので、
我が家ではもういいかなと思いました。
「捨てるところを利用し、もう一度食べられてお得」とよく書いてありますが、
2度目の収穫が、というほどには葉っぱは伸びないかなぁという印象です。
でも、きっと上手に育てている人もいると思います。


【ミニトマトは早目に】
ミニトマトは、私の知る限りでは、虫害のとても少ない優等生です。
それで、庭には、プランターと鉢に土を入れ、行灯仕立てにしたミニトマトが4本あります。
それから、見逃してしまって15センチぐらいになってしまった脇芽を、
カットして水に挿したら、どんどん大きくなりました。
それは水耕栽培にしたら、花を咲かせています。
一個でいいから実をつけててほしいです。

ミニトマトは、実つきをよくするために下枝を切るのですが、
切りすぎてしまったものもあります。
そうすると光合成があまりよくできません。
今は葉っぱの出てくるのを待っています。

種から育てている「すずなり」というのは、
苗を買って植えるような時期に種まきをしたので、
まだまだ10センチから15センチぐらいの大きさです。
このままだと室内で越冬してもらっておしまい、という感じがします。
今年はいよいよ、冬のためにLEDライトを入れようかなと考えています。
私はミニトマトは「買わないで自給自足」を目指しているのですが、
まだそうなったことはなく、数日に一度、一つか二つ収穫し、そのほかは毎日、買ったミニトマトを食べています。


私は上手ではないので、野菜ができるまでのプロセスを楽しませてもらい、
食べるのは結局、ほんのちょっぴりです。

でも、楽しいのでどんまいです。


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左上から時計回りにバジル、土からキノコバエが湧くので外に出しました。
パクチー、発芽率悪くて、これを食べたらもういいかな。
蔓なしスナップエンドウ。1.2mぐらいは蔓が伸びるそうです。
100均ワイヤーで応急手当てしています。
大葉はわりと収穫ができそうなので、もう少し増やしてみたいです。


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Apple Pencilで、写真に個数を書き込んでいます。
なんだかんだで二十個以上食べました。
味は美味しいような気がします。

今日は以上です。
読んでいただいてありがとうございました。

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