たいせつなこと

ダーツを15年もやっているとさまざまな経験ができます。
国内のツアーも海外のツアーも出場することができて、海外に移住までしてダーツの経験を積んできました。楽しい人もいれば、苦手な人もいるし、好きな人ができたりもしたし、本当に20代の多感な時期に自分のできることはやってきました。やりたいことは全部やりたいとの気持ちが強すぎて、頭を下げてサポートをお願いに回ったりもしました。得たものは失ったものよりもはるかに多いです。僕は人間関係が上手な方ではないので、自分が好きであっても相手はそうでないこともよくあります。それでも僕はやっぱり周りの人に恵まれていると感じます。
若い時期はダーツが上手くなりたい気持ちや強くありたい気持ちが強すぎて、時には自分を実際よりも大きく見せようとしてしまったり、尖っている方がかっこいいと勘違いをしてしまったりと、まぁ恥ずかしいこともたくさんしてきました。

スポーツであり、エンタメであるダーツはさまざまな携わり方があると思います。
もちろん注目されるのはPDCであり、日本であればJAPANやPERFECTのようなレベルの高い技術を見せる場だと思います。画面の中の人たちってやっぱりかっこいいじゃないですか。ああいうプレイヤーになりたい気持ちって誰にでもあると思うんですよね。ましてや好きなことでお金が稼げるなんて最高じゃん。みたいなことってそこを目指してなくても、なんとなく感じてしまうと思うんですよ。

僕の周りにはかっこいい人たちしかいません。それは性別関係なく、みんなかっこいいです。自分がいかにダサいかをいつも感じさせてくれます。そしてみんな自分サイズでダーツと生きています。その人らしくダーツを続けている姿は、どんな環境下の人たちもやっぱりかっこいいんです。カッコつけているんじゃなくて、かっこいいんです。カッコつけてないから、かっこいいのかもしれません。

長く楽しく続けていくって自分サイズでいることがとてもたいせつなことだと思うんです。今の僕はまだどっかでカッコつけたいなとか思ったりしてしまいますし、こんな有料記事なんか設定しちゃって、らしいこと書いてんじゃん。的なこともカッコ付けのひとつかもしれません。それでも歳を重ねるたびに自分サイズでいることの方がストレスがないし、楽だし、みたいなところでどんどんと虚勢の自分が崩れていってます。でもだからと言って若い頃からそうしとけばよかったなんて後悔は一つもありません。20代の1日1日はそれは濃いものでしたから。だから30代はもっともっと自分サイズで生きていこうと思っています。とか言っちゃってもう32歳です。僕の周りの40代は最高に渋い生き方をしている人たちが多いので、そこにちょろっとでも、つま先だけでも入れるように、自分らしく生きていこうと、なんとなく思っています。

強くなくても、上手くなくても、自分が自分らしくあるための生き方を考える。

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このマガジンではダーツに関するヒントを綴っています。 あなたのダーツがある生活に少しのスパイスを。

プロダーツプレイヤーである僕のダーツに対する考えを、色々な視点から考える場所です。

真面目なことは言えません 好きに使うと思います笑 サポートされなくとも読んでくれるだけでありがとうです! これからも読んであげてくださいな