ナカニシエイキチ

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  • ダーツを色々な視点で考える場所

    プロダーツプレイヤーである僕のダーツに対する考えを、色々な視点から考える場所です。

  • GR Diary

    GRと過ごす何気ない日常 GRをメインに写真との日記です。 ※その他のカメラもあります。

最近の記事

保守的プロ論

「努力をすれば報われるとも限らない、しかし成功している者はみな総じて努力を惜しまなかった。」まるで偉人の言葉のようではあるが、今私が書いただけである。しかし我ながら本質をついている。この言葉以上にスポーツを表す言葉はないし、大きなカテゴリーとして「成功」というものを考えた時にも当てはまるであろう。成功というものの定義をどうするかによっては、もちろん当てはまることがないパターンも出てくるが、ここでは「競技会の賞金やスポンサー料など、勤める企業からの一般給与以外の収入を一般給与を

    • 目の前にある自信を逃す意味とは

      私たちは良くも悪くも物事を善か悪か、0か100かのような極論を好む業界にいるわけですが、それも最近では明確な発言をするとSNSで突かれることを恐れてか曖昧な表現が目立つようになりました。 技術論においてもそれが本当の意味で大きな成長を促すようなことではなく、練習量というシンプルでありながらも実践することに労力を使うことから逃げてもいいよという逃避論にしか過ぎない現状ではないでしょうか。

      • PDCアジアツアー「一つの疑問」

        技術レベル向上の加速度は著しい 昨日行われ終了したPDC ASIAN TOUR2024、そしてPDC ASIAN CHAMPIONSHIP2024は昨年よりもレベルが上がり見る側として競技そのものを楽しめたという点では非常に評価できるものとなった。 ASIAN TOUR 2024のオーダーオブメリット(賞金ランキング)では見事にフィリピンのトイロ選手が年間チャンピオンに輝き、続いてイラガン選手、パオロ選手とフィリピンの層の厚さを感じさせる結果となった。 そこに畦元選手が食

        • 2024/10/13 宮島

          肌寒いと感じる日が増えてきました。 年々こう言った時期は体調が悪くなるので、ビビり散らして過ごしていますが 今のところは問題なさそうです。 去年に比べて仕事も安定しており、少しだけ自分自身の健康値が上がっているのかもしれません。 先日広島にある宮島へ行きました。 一年ぶりに行った宮島は相変わらず日本人は少なく多くの外国人が旅行を楽しんでおり、こちらも少しだけそんな気分を分けてもらった気がします。 瀬戸内に吹く風はなんとも気持ちが良く、夏の香りとはまた違うものを運んできてくれ

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        記事

          身体の使い方

          昨日ふと考えたことがもしかしたら、身体の使い方の考えについてかなりいいベースを得たのではないかとここにメモとして残します。 結論から言うと、フォームの構築の方向性は二つあって ・ダーツをターゲットに飛ばす動作 ・ダーツがターゲットに飛んでいく動作 と考えるに至りました。 これは大きく括れば、国内と国外のプレイヤーにも言えることですし もっと言えばアジアとヨーロッパとの違いにも繋がります。 アジアのプレイヤーの多くはターゲットに飛ばす動作でスローを構築しています。 最近で

          認知の個人活動

          さて製作過程について前の記事で書きましたが、ここではモノができた後のことを書いていこうと思います。 そもそもモノができたということを製作過程を終えるという意味ではなく、世間にそれを認知してもらい、しっかりと皆様の手元に届くというところまでが「完成」となることを前提とした記事となります。 SNSではブランディングやマーケティングといった洒落た言葉で言われがちですが、私個人でやっていることはそんなに高尚なことではありませんので、専門用語や知識などでマウントを取られたらボコボコにの

          バレル製作とは

          バレル製作に携わって何年でしょうか、プレイヤーとして、中の人としてあらゆる立場でバレルに向き合ってきました。昨今ではオーダーバレルというものも昔に比べれば手に入りやすくなりましたが、果たして出来上がるバレルはイメージ通りのものでしょうか。 多くの方がイメージの具現化には苦労すると思います。 それは普段からそういったアウトプットをしていないことも挙げられますが、なんといっても「何が良いか」という作るうえでの指針みたいなものが定まっていないからです。 それではその「バレル製作

          SALDIVAR Type3

          いよいよ発売となりました。【SALDIVAR Type3】 ストレートからトルピードへと進化を遂げた、新たな定番バレル。 カット構成も継承と進化の融合となっており、伝統的な形状であるストレートとトルピードをどのように組み合わせるかに拘りを持って製作しました。 【バレルスペック】 SOFT 全長:50.8mm 重量:22g 最大径:7.2(ストレート部6.3mm) STEEL 全長:50.8mm 重量:23g 最大径:7.2(ストレート部6.3mm) 【バレル構成】

          慣らし運転

          CONDOR120を使い始めてから、二ヶ月が経ちました。 ようやくその特性というか、投げ方がわかってきたような気がしてきたぐらいのレベルまできたと思います。 セッティングはあまり変える方ではありませんが、その良し悪しを判断するのに3ヶ月ほどは地道に使用しています。 短い期間で判断できるそれは、感情的な部分もあるでしょうし、その日のパフォーマンス次第のところがあるので、しっかりとその道具の良さを理解するためにはある程度の時間がかかることは仕方ありません。 どれだけいいと言われ

          【振り返り】D-TOUR#山口

          さて振り返り記事は無料記事となっておりますので、皆さんどうぞ少しの時間読んでいってもらえたらと思います。 何回目の参戦か忘れましたが、もうアリーナではグランドスラムの芽がありません。だからと言って貴重な実践の場を逃すことは惜しいですので、しっかりと調整して臨みました。 同週のリーグで、なんとなくですが集中に対していい感覚を持っていたのでこれを引き続き維持して試合に臨めれば試合の形にはなるかなというのはありました。 試合の形というのは、本来のパフォーマンスの95%以上が出る

          【振り返り】D-TOUR#山口

          緊張はするより、させる。

          このマガジンもこの記事で80本目となります。 少しでも何かのきっかけになってくれているのならば、嬉しいです。 このマガジンは根本的な解決方法や、巷に溢れるこんなことを言っておけば当たり障りがないようなことを言っているのではなく、生活の中でふと思ったことをメモがわりに書いています。 考えることが多すぎる毎日は、つい物事を難しくしてしまいます。 簡単なことは何もないかもしれませんが、簡単に考えた方がいいことが多いのも事実です。そんな思考の坩堝に陥ってしまった時に読んでもらえれ

          緊張はするより、させる。

          やめるとかやめないとか

          SNSに上がってくるダーツ関連のネガティブツイートをしている方々を片っ端からミュートしています。本当にSNSとはこの世のスラムみたいなところで、スラムに行ったことのある私からすると、私たちが触れられる世界で最も穢らわしい場所の一つです。 しかし多くの方がそこに居心地を感じてしまい、なかなかな発信をしてしまっているのを見るのに疲れました。 つい先日もダーツをやめるだの、やめないだのみたいな投稿を目にしましたが本当に疲れます。目に入ってしまうことに疲れるのです。 ならみなければ

          やめるとかやめないとか

          地雷原

          力まずに投げるためにはどうすればいいでしょうか。 これはダーツプレイヤーにとって永遠の課題です。 身体にそのスイッチがあるかのように、急に手が縮こまってしまう。 なぜなのか?原因は?と急いで探し出す。 さてあなたならこんなケースに陥った場合どう対処しますか? 私も理想の投げ方というものがありますから、それに沿わないことは 非常にストレスに溺れますし、こんなにやってるのに成長できていないことに落胆します。 もちろん手が縮こまるスイッチを踏んでしまわない安全地帯でダーツをすれ

          突然

          ある日突然パフォーマンスが下がることがあります。 しかしそればかりに気を取られていて、忘れてしまっていますが ある日突然パフィーマンスが上がることもあるのです。 人はネガティブな部分ばかりに気を取られてしまうために そうならないようにと考えてしまいます。 しかし考えれば考えるほど、想いとは裏腹に結果はネガティブな方へと 向かっていくのです。

          カンスト値

          あんなに上手いんだから楽しいに違いないというのは、下手な自分はダーツを楽しんでいないという裏返しです。そもそも上手くなる人がなぜ楽しくダーツをやっていると思うのかも思慮不足が否めませんし、そもそも技術がない時期から楽しんでやってきている私などは「今も昔もそれなりに楽しんでますけどね」という気持ちになります。 自分にはないものを持っている誰かを見ると、そこに憧れや羨望の気持ちが湧き上がるのは当然ですが、それはもしかするとダーツが身近にありすぎるからかもしれません。草野球をやっ

          試合数-フェニカップ熊本談-

          9/1に行われたフェニックスカップでは久しぶりに朝から投げっぱなしの1日を送ることができました。午前と午後に分かれている本大会なので朝イチで終わるとかなり時間が空きます。まぁなんとか間を空けることなく午後を迎えたわけですが… 久しぶりということもあって体力のなさを実感しました。練習を大量にこなしていたころにはない、なんとも情けないガス欠で午後はあっけなく終わりました。 パフォーマンスも終始良くはなかったですが、今の練習量と技術ではこんな感じだろうと思います。まだまだツアー

          試合数-フェニカップ熊本談-