ナカニシエイキチ

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  • ダーツを色々な視点で考える場所

    プロダーツプレイヤーである僕のダーツに対する考えを、色々な視点から考える場所です。

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    GRと過ごす何気ない日常 GRをメインに写真との日記です。 ※その他のカメラもあります。

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20代のプレイヤーへ

若さはとんでもない資産です。 この資産の使い方であなたのこれからが決まるといっていいでしょう。それはお金でも買えず、あとから気がついたときには取り戻すことのできないものです。 だからこそ若いという武器を最大限に活かしてほしいです。 とくに20代で経験しておいたほうがいいことは

    • ダーツは死ぬ気でやるな

      ダーツをやってる人の中にたまに「死ぬ気でやってる」と言ったり、つぶやいたりする人がいます。別にそれらを批判するつもりも否定するつもりもありませんが、僕はこう思ってやっています。

      • いわゆるダーツの技術とは

        ダーツをこよなく愛するみなさんこんにちは。 今日もあなたがもっとダーツが好きになるお話をできればと思います。 私達が常日頃追い求めるダーツの技術は詰まる所何なのか。 それがわかればある程度トレーニングの方向性や、メニューが組めてもっともっと効率の良い時間を過ごせるのではないかと思います。もちろんそこに至るまでに効率出ない時間をどれだけ過ごすかも大切ですが、今回は2024年4月現在で僕が感じている技術とはを書きます。 このコラムでも技術論みたいなものは何度も書いてきましたし

        • 「投げる」の限界

          ダーツのスローイングを語る際に大きく分けて2通りの表現があります。 ダーツを投げる ダーツを飛ばす ニュアンス的に同じじゃないかと思われた方はどちらのほうがより比重が大きい表現でしょうか。僕は全くの別物と捉えています。そもそも投げるという響き自体にすでに力みが発生していると感じてしまうのは言葉の力でしょうし、実際に投げてしまうとそこには必ずといっていいほど力みが伴います。 そんなことを書いているので必然的に僕は「飛ばす」といった感覚でダーツのスローイングを行っています。

        20代のプレイヤーへ

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          リアルはどこにあるのか

          大評判先行発売売り切れ続出のCONDORAXE120。 メーカーの人間が何を語ってもそれは公正なレビューにはならないとは思いつつも、それは当たり前のことだと理解してもらいながらここではできる限りのリアルを話します。

          リアルはどこにあるのか

          僕のリリースは「擦る」

          ダーツのリリースにおいてよく言われるのが「押す」と「抜く」でも僕はどちらでもなくて「擦る」なんです。 ニュアンスが違うだけじゃないかという部分はこれっぽちもなく、根本的な動作がまさに「擦る」ということです。 僕はイギリスにかぶれちらしてからというもの、まずは左回転を、そしてダーツを上ずらせるトビを作ってきました。 今では意識せずにそういった事が起きてしまいますが、意識的なものから無意識へ移行する期間はとにかく一投一投考えていたものです。 

          僕のリリースは「擦る」

          世界最速レビュー【AXE120】

          みなさん驚いたでしょう。三枚バネっすよ。 正直自分もめちゃくちゃ驚きました。何が驚いたってこれだけダーツをやっていてもまだ新しい感覚があるんだと思わされたところです。 とりあえずどんな感じなのか見てみましょうか。 三枚してますねぇ〜、実に三枚です。 三枚という新感覚フライトをこのAxeで出すというのがまた新しい。 おそらく世界最速で投げているのでその感覚もお伝えします。 まず初めに感じたことは、このAxe120のスタンダードは従来の四枚羽よりも大きいです。感覚的にはビッグウ

          世界最速レビュー【AXE120】

          節目

          今年度も明日で終わりですね。 今までの生活がガラッと変わる方も多いのではないでしょうか。僕も幾分にも漏れずにその中のひとりでございます。 広島での生活を終え、新天地での生活が始まるわけですがバタバタしていてガスの開栓すらも間に合いませんでした。 新しい仕事をするという経験値は人よりも多くあると思うので、何もわからない不安というものはそれほどありません。強いて言うならば、程よい生活環境で生活を遅れるかどうかぐらいです。隣の人がうるさくないかなとか気になります。今回は内見もせず

          いいバレルとはなにか

          結論から言うと「カッケェやつ」です。 もちろん製作にあたり自分が投げやすいかどうかということにこだわる事はもちろんですが工業製品の一面もあることからその美的感覚もかなり必要なことだと思います。 例えば僕はPORSCHEやBMWなどのドイツ車はその辺りは流石だなと思わせるフォルムだし、全く別の美的感覚を刺激してくる昔のクラウン(現行は除く)なんかも長く愛されている理由をなんとなく感じることができます。 言語化することを諦めたわけではないですが、「なんとなくいつ見てもカッコ

          いいバレルとはなにか

          時代錯誤

          SNSでの女性軽視発言からスポンサー契約を解除されたプレイヤーのニュースを見た。本人の選手名鑑の画像とともにその内容の一部が載っていたがとても容認できるものではないですね。そもそも時代錯誤と書いておきながら言うのもおかしいですが、どの時代も許されません。 SNSとは生活の掃き溜めだと昔書きましたが、いまはそうも言えなくなりました。完全なプライベート空間を作り出そうとすることが難しくなっています。 ならばわたしたちはどうSNSと向き合っていくのがいいのでしょうか。発信する側で

          JDO愛媛※無料記事

          さて久しぶりの試合です。 3ヶ月ぶりですか、いやはや試合のスパンが長くなっています。こんなんじゃプレイヤーとして恥ずかしいとの気持ちを持ちながらも、できることをコツコツやっている期間だと感情を割り切ってます。 試合は出てないにしてもリーグはもちろんのこと、毎日ダーツを投げることは続けているわけです。 そのおかげが技術的には全く不安はないのですが、今回感じたのは「試合のダーツ」ができるまでに時間がかかったということです。 アップという言葉の定義は人それぞれですが、僕の中には

          JDO愛媛※無料記事

          オーバーワーク

          趣味で嗜んでいたものがいつの間にか目標というものができて、大人になった自分がなんとなく感じられる成長に浸りつつプロというハードルの低いが聞こえは良いものになりたいというのがダーツをここまで熱くさせる要因の一つです。 年齢を重ねれば自分の成長を感じられなくなるだけならまだしも、他人の成長が妬ましくなります。そんな自分にもまだまだできるものがあると思わせてくれるダーツ。 飲みのついでに投げていたあの頃の気持ちは何処へやら、今はアルコールもないタバコも吸えないようなダーツスペー

          2024/2/13

          暖かくなってきました。 春の訪れなどはまだまだ気が早いですがそれでもようやく冬の終わりを感じれたことは末端冷え性と極度の寒がりのダブルブッキング持ちの僕にはありがたいことです。 冬が終われば春が訪れることは誰でもわかることですが、人それぞれに春を感じるなにかは違います。僕は風の香りなどで季節を感じますね。とは言っても夜は寒いのでま厚めな上着は必要です。

          2024/2/9

          ダーツについて考えることはたくさんあります。 しかしその中でもどう取り組むかの「姿勢」はきちんと明確にスタンスを取らなければなりません。 それが色でありスタイルとなるからです。

          2024/2/8

          誰かの言葉で感動することがあります、それは内容とかではなくて言葉そのものの美しさに惹かれるのです。 言葉一つでも「言った」よりも「仰る」のほうが綺麗です。これはその言葉の響きそのものが綺麗です。 いちいち話す言葉にそんな美的なことを意識する必要はないとは思いますが、響く言葉遣いというのは羨ましく尊いものだよなと少し前に時間を過ごした女性に対して思ったのでここにメモ。

          2024/2/7

          お店はいつも以上にガヤガヤとしていました。これは決して悪いことではなくありがたいことです。ダーツにはリーグというものがあり店舗対抗でシーズンを戦うシステムがありますが、たまたま2つのリーグの開催場所が僕がいる店舗で行われました。 大人が真剣になにかに取り組む姿は見ていてカッコいいです。遊びを真剣に大真面目にやることが大人の嗜みだと改めて思いました。そんな方々はきっと仕事でも家庭でもきちんとやれることをやりきっているんだよなということも。