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月は彼女の生命の誕生から見守っていた

彼女がこの世に誕生した時
まだ妖精だった訳ではなかった
そう、彼女は自分の使命をこの世に誕生した途端
忘れてしまっていたのだった

彼女が自分の使命に目覚めた時
彼女の周りに変化が起こっていった
彼女の周りに存在する生命たちが活き活きとし
楽しそうに踊るように彼女に語りかけていた


この世に存在する生き物は
彼女から癒しとパワーをもらい
また、彼女もこの世に存在する生き物たちから
癒しとパワーをもらっていた

愛の循環が起きるとき…
それは自分自身の使命に目覚めたとき
そして心と身体が一致し思考という枠が外れたとき

彼女は また一つ器を大きくしようとしていた
新しい生命を彼女自身が生み出すことで…

まさしく愛の循環が彼女と彼女の身体の中で起こっている
奇跡の時間
尊い日々

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