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植物は人類よりも進化しており、高度な文明を築いていた。

私は毎朝ウォーキングをしておりますが、その途中で「僕だよー」という願いを込めながら、道端に自生している植物の葉っぱを必ず触るようにしております、なぜなら”ある実験”をしているためです。

それは、『私が来たことを植物に分かってもらえる実験』です。

「えっ!?なに、やばい人なの?」と思われても致し方ないかな・・・

ちなみに、植物の葉っぱを触っているイメージはこんな感じです。

私が大好きな映画『グラデュエーター』で主演のラッセル・クロウさんがやっているイメージのような感じです。

(私、このシーンが大好き!原っぱに行ったら必ずやってしまう・・・)


映画『グラデュエーター』より


なんでこんな実験をしているのか?

それは、昨年11月に放送されたNHK番組の『超・進化論(1)植物からのメッセージ』を観たからです。

この番組を観てからと言うもの、植物とコミュニケーションを取りたくて、いつかは植物からのメッセージが私に届くのではないかという期待を込めて、毎朝、葉っぱに触っているんです。

私たち人類よりも進んだ文明を築いた植物、人類よりも進化していたのは実は植物だった。

そんなことが分かったいま、”謙虚な気持ち”をもって植物とコミュニケーションを取ることが、人類が次のステップに進めるための【新しい問い】であると。

私がそう思った理由を今回はボソッとしたいと思います。


『超・進化論(1)植物からのメッセージ』

NHK番組の『超・進化論(1)植物からのメッセージ』はご覧になられましたでしょうか?

「今までの常識がふっとんだ!」

それが私の感想です。

内容を要約すると・・・

植物はコミュニケーションをする生き物である

植物は競争社会ではなく”互いを支えあう社会”を築きあげ、人類が誕生する前から発展、進化してきた。

植物同士、お互いにコミュニケーションをする生き物である。

防衛反応を進化させた植物は、物質を使って周りの植物だけでなく生き物にも様々なメッセージを送っている。

「人間の脳」と同じ情報伝達の仕組みを植物が持っている。

植物は敵だけでなく、雨、音、湿度、重力、化学物質などに反応できるし、人間が触ることもわかっている。

昆虫や鳥をボディーガードとして呼び寄せ、植物自身を守ってもらおうとしている。

弱気を助け、支えあうネットワーク社会を築いている

植物と虫は、互いが互いを進化させる【共進化】という進化の応酬が繰り広げられていた。

植物の根と根を菌糸が結びつけていて、地面の中に巨大なネットワークが築かれている。

光合成ができる植物は、光合成ができない植物を助けている。

種類が異なる木でも、厳しい季節を生き延びるために支えあうかのように養分を分け与えている。

高度な文明を築いた植物世界


ダーウィンの進化論「生存競争の中でより強いものが子孫を残す」という定説がいままでの常識だったのですが、地球の営みの仕組みはそうではないということに気づけた番組でした。

つまり、地球の営みの中でほとんどの生き物の生き方とは何か・・・

「競争よりもお互いを支えあっていこう」という生き方

「競争よりもお互いを支えあっていこう」という生き方

これが地球の主流派の生き方なのです。


では人類の生き方は?それはダーウィンの進化論通り、

「生きるって競争なんです」という生き方

つまり地球全体の中で考えると、それはマイナーな生き方であると分かりますね。

しかも、植物だけでなく昆虫も、動物も、人類ができない方法でコミュニケーションを取っているかもしれません。

それは”物質を使ったコミュニケーション”です。

人類は”言葉を使ったコミュニケーション”をしていますよね。


さて、どちらが効率的・効果的にメッセージを送れるのか?

それは私にも答えが分かりませんが、地球上にある物質をつなげてコミュニケーションをする植物のほうが、感覚的には進んでいる感じがしませんか?

なぜなら、一瞬で広範囲に、しかも、人間以外の地球上の生き物に伝わるコミュニケーション方法であると考えると、地球規模で考えれば”物質を使ったコミュニケーション”のほうが主流なんでしょうね。


既に植物は【タイプ1文明】となっている

このように考えると、私のnoteの記事に今まで2度登場した『カルダシェフ・スケール』※を用いて、植物の文明発展度を測ると・・・

植物は【タイプ1文明】になっている

私はそのように推測します!

ちなみに、人類は【0.75文明】で、【タイプ1】にも満たない文明発展度となっております。

人類が【タイプ1】にステップアップするためには

「自分の惑星の利用可能なエネルギーを全て使用できる」

ことが必須条件ですが、人間は地球のエネルギーや物質を全て使用できているわけではありません。


そのことを踏まえれば、植物は地球のエネルギーや物質を全て使用できているのではと推測しております。

なぜなら、植物は地球の陸上生物の総重量の95%を占める陸の王者として君臨しているわけですし、我々が想像すらできなかった方法でお互いコミュニケーションやネットワーク社会を築き上げていることを考えると、私は植物は【タイプ1文明】になっていると思っています。

※『カルダシェフ・スケール』とは
タイプ1文明:自分の惑星の利用可能なエネルギーを全て使用できる
タイプ2文明:自分の恒星や惑星系で利用可能なエネルギーを全て使用できる
タイプ3文明:自分が所属している銀河系で利用可能なエネルギーを全て使用できる


植物は無償の愛で人間を支えている

”植物は人間より進化した生き物である”と仮定すると、植物は未発達状態である人間を優しく見守っている存在なのではないかという、新しい問いとして捉えることができます。

今までの人間が進化するために必要だった植物という存在を考えると、やはり植物から無償の愛を感じられませんか?

地球上に生きる同じ同志として、植物は【タイプ1文明】に人間も進化して欲しいと望んでいる優しい先輩と考えると、その優しさに人間は裏切っているのでは?

なぜそう思うのか・・・

いま大量の二酸化炭素が地球上に排出されておりますが、その排出量とは植物が吸収できる許容範囲を超えているという研究結果が公表されておりました。

これは明らかに植物からの人間へのメッセージなのではないかと思っているからです。

「二酸化炭素は我々が吸収していたけど、これ以上は無理だ。このままいくと地球温暖化が進んで人類が生き残れなくなるが、さすがにこれ以上は人間を支えられない」

無償の愛で人間を支えてくれた植物からのラストメッセージがそろそろ届きそうな予感がしています。


植物の防衛力がどれだけすごいかを妄想すると・・・

葉っぱをかじった虫に対して毒を放つと言われている植物。

人間の大規模な森林伐採への報復が行われていても、おかしくはないですよね。

例えば自然破壊したら、何かしらの発がん性物質を飛ばしているとか

危険な存在となった存在に対しては、ある物質を使って凶暴なウイルスを呼び寄せているとか

植物の防衛力を決してあなどってはいけない。

『超・進化論』の番組でも言っていました、

「人間は自然に対して謙虚になるべき」


最後に、子どもの頃のお話で締めたいと思いますが、私は植物とよく一緒に遊んでいました。

背丈よりも長い草が生えているところで秘密基地を作ったり、木登りをしたりとか。

または、木の棒を持った私は、草木を敵に見立て、よく戦ってもいました。

まさか、あのとき、植物も私のことを敵と思って、私に物質を飛ばして攻撃していたのか?

そういえば、肌のかゆみだけでなく、なんか余計に虫も寄ってきた記憶もあるかも・・・


いやいや、植物は人間よりも進んだ文明を持った生き物、

きっと子供が植物を遊びの中で傷つけていても、きっと植物は温かいまなざしで見守ってくれているはずだと、私は信じています。


最後に、もう一度、私が大好きな映画『グラデュエーター』のシーンを・・・

こちらはラストのシーンで、植物に触れることで故郷に帰ってきたと実感した主人公を表現したシーンです。

きっと植物も「おかえりー」とメッセージを発してくれている信じて・・・


映画『グラデュエーター』より

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