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大谷選手の戦い方を子供たちにどう伝える?

今回のボソッとは前回の続きで、
【②大谷選手はどう戦っているのか?】をボソッとします。


ここ最近の大谷選手のシーズン後半戦を一言で表すならば【不調】です。
前半戦の活躍ぶりとは一転、後半戦の大谷選手のバッティング成績は本当に苦しかった、その【不調】の後半戦を、大谷選手はどう乗り越えようとしたのか。


大谷選手は後半戦、必ず行ったバッティングルーティンがあります。

(1)次の打席に備える⇒相手ピッチャーのボールを1球も逃さずに見つめる。

(2)打席に立ったら⇒1球ごとに間合いを取りボールの軌道を頭に焼き付けていく。

(3)ベンチに戻ってから⇒映像を見て1球1球振り返る。


大谷選手
「1打席1打席終わりながら、いまのはダメだったな、ここがよかったなとか、毎日発見がありますし、こう変えればいいのかなって、考えている時間はすごく好きですね。」

決まったルーティンの中で、観察と実験を繰り返していく、この考え、悩んでいる子供たちも見習って欲しい考え!くよくよしないで!

そして、どんなに高い壁が立ちはだかっていてもひたむきな気持ちで乗り越えていく大谷選手、

大谷選手
「単純にできないこと、人ができているけど自分ができないこととか、僕もできるようになりたいなとか、そういうことでしかやっていない。もっともっとうまくなっていけばいい、ただそれだけ。」

どんな状況に置かれても、それを乗り越えることを一生懸命に楽しむ、どんな試練が訪れても一生懸命楽しむ、たくさん課題があることが幸せ!と言い切る大谷選手、かっこいいですね!

大谷選手のバッティングフォームやトレーニング方法を真似しても身体の作り方が違う子供たちには効果がないと思いますが、大谷選手の野球に取り組む姿勢を真似することで大きな壁を子供たちでも乗り越えてくれると信じています。


高い壁を乗り越える大谷選手のことを、チームメイトはこう言われています。

アルバート・プーホールズ(元エンジェルス・ホームラン通算703本の歴代4位保持者)

「成功するには素早く適応しなくてはならない。翔平はそれができた。」

そうなんです、大谷選手は適応能力に長けているのです。
しかし、そんな適応能力を高める方法についても大谷選手はこう述べています、この内容、子供たちに語っているような気がしませんか?

大谷選手
「そこもトレーニングで出来る部分だと思うので、これを実際にやってみて、ものにできるか、できないか、1日たってできる子と、10日1年10年かかってもできない子もいるが、それはトレーニング次第で感覚のスパンを短くできるとは思っている。それは単純にフィジカルが追い付いていない場合だったりとか、やりたいスキルに対してフィジカルが足りていない場合もあるし、なのでそこは計画性を持って、特にフィジカルに関してはスキルと違って一瞬で獲得できるものではないので、長いスケジュールの中で自分がどういうふうにフィジカルを鍛えていって、スキルとどういうふうに照らし合わせていくかは計画性を持たないとできないので。」


最後に、大谷選手が話す会話の中で繰り返して出てくるワードがありました、

「1球1球」
「1打席1打席」
「1試合1試合」
「1日1日」
そして、「一生懸命」。

「1球1球、一生懸命」「1打席1打席、一生懸命」・・・

子供たちにもこれらのワードを使って、"観察"と"実験"を繰り返し行わせてあげたいなと思います。


そうそう、今年の密着ドキュメント番組では大谷選手自ら”大谷選手になれる極意”を教えてくれていました。大谷選手のようになりたいみんなに、大谷選手になれる最大の方法を大谷選手自身が教えてくれています。さぁ、子供のみんなも大谷選手のようなビッグな野球選手になりたいのならば、今日からこれを実践しよう!

大谷選手
「おいしいもの食べて、野球して、たくさん寝て、それが一番かなと思う。」

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