見出し画像

メンタルリーダーのマカティアさんからダイバーシティーを学び100年時代を生きる

ロシア軍によるウクライナ侵攻から本日24日で1年が経ちましたが、国連が「ロシア軍の即時撤退など求める決議を採択した」というニュースが流れましたが、悲しい結果も報道さています。

国連の決議案の採決結果は、欧米各国や日本など141か国の賛成、反対はロシアやベラルーシなど7か国、中国やインドなど棄権は32か国という結果が表す通り、1年経った今でも戦争を解決できないという国際社会の分断が浮き彫りになっています。

”戦争で世界は分断している”

なんか、気が滅入る言葉ですよね、分断って・・・

しかも、私たちひとり一人が何かをしてもどうせ世界の分断の動きを止めることはできないんじゃないかって。

でも、市民レベルの分断ならば止めることはできるかもしれない!

だから、私はこう言いたいです!

”戦争で世界は分断しているが、私たち市民レベルでは寛容な社会を築き上げている!”

こういう視点で構想すれば、私たちにはできることがある、私たちは多様性に寛容な社会を築き上げることができるんだ、ではなにをしようか!と一歩を踏み出せるかもしれません。


『@NYC』でダイバーシティーを学ぶ


気が滅入るニュースばかりの国際ニュースの中でも、私にいつも元気を与えてくれる番組コーナーがあります。

それは「ダイバーシティーとは何か?」を教えてくれるコーナーであり、多様性あふれる寛容な社会で暮らしてみたいと思わせてくれる、そして何より私にいつも元気を与えてくれるから、このコーナーが大好きです。

そのコーナーとは、NHK番組『キャッチ!世界のトップニュース』の中で毎週金曜日に放送する『@NYC』です。

その『@NYC』を担当するマイケル・マカティアさんは、私にとってのメンタルリーダーです。

マカティアさん、とってもエキサイティングな方で、関西弁ジョークを交えながらダイバーシティー先進都市のニューヨークから、話題となっている市民活動を行っているニューヨーカーや、色々な分野で活躍している市民起業家たちに取材を行っています。

性別、人種、国籍の垣根を越えた市民活動を紹介してくれるので、多様化する社会で楽しく生きたい、そんな社会で100年生きたいと考える私にとっては、まさに生き方のヒントとなることばっかりのコーナーで、毎週楽しみに拝見しています。

さすが、多様化社会ニューヨーク、移民を受け入れる多様な価値観を持ち合わせている都市だからこそ、日本では思いもつかないアイディアが満載、

「こんな活動が日本にあったら、どんな社会になるんだろう」

とワクワクドキドキの構想が止まらなくなる、だからこそ、このコーナー、そしてマカティアさんは、私にとってはメンタルリーダーです。


ウクライナ避難民を支援するニューヨークの市民活動


今日はニューヨークにウクライナから逃れてきた避難民へのさまざまな支援を行う方たちを紹介、様々な民族・人種・言語・出身地の方々が一緒に生活しているニューヨークだからこそできる支援のお話でした。

ウクライナから逃れてきた避難民の方の中で「ロシア語を話したくない、ウクライナ語しか話せない方」も結構いらっしゃるようですが、そのようなウクライナ語しか話せない人への支援が進んでいないのが現状のようです。

なぜなら、行政サービスの窓口にはロシア語を話せる方はいるが、ウクライナ語を話せる担当がいないため、なかなか支援申請が進んでいないようですね。

涙する避難民の方をみていたら、本当に可哀そうになりました。

そこでウクライナ語を話せる方が支援団体で働くことで、ウクライナ語しか話せず困っている人を助ける市民団体の活躍ぶりを紹介したというのが今回のお話。

でも、”ウクライナ語を話せる方が支援団体で働いている”ってことをよくよく考えたら、日本では相当難しいことなんだなと思います。

これは、移民政策にとっても寛容な社会だからこそできるものなんだなと。

もともとウクライナ語を話せる方がニューヨークにはある程度住んでいるからこそ、そのような方々がニューヨーク市民として定住しているからこそ、すぐに支援できる仕組み作りを構築できたんだなと、つくづく実感。

日本ではいますぐウクライナ語しか話せない方々の支援団体を作ることができるのだろうか?

地方では相当難しいでしょうが、東京だったらすぐに構築できるものなのでしょうか?

これからの未来、世界貢献できる日本になって欲しいという願いがある私にとって、日本がこれから何をすべきなのか?と再確認できる話題でした。

世界の方々の力になる日本になるには、世界中から”日本に住みたい”と思ってくれる社会にしなけれならないし、”日本に住みたい方と一緒に暮らそう”という価値観を築くためには、どのような日本にしなければならないのか、多様性あふれる社会への構想を刺激してくれる話題でした。


100年時代を楽しく生きる方法


今回の『@NYC』で印象的だった会話があります。

ウクライナの避難民の方を支援する団体で働いている方のお話。

ウクライナから逃げて来た人の多くがボランティアで参加しています。
同郷の仲間を助けることがうれしいんです。
ボランティアが食料を配っているとき突然泣き出したことがあります。
仲間がどれだけ助けを必要としているか、助ける側に回って改めて実感したからです。

『キャッチ!世界のトップニュース @NYC』より

このような助ける側に回って実感すること、それは誰もが人生の中で一度は経験すべきことだと思います。


なぜなら、人生100年時代で、これからの時代を楽しむ方法として、
書籍『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』で著者のリンダ・グラットンさんは、

あらゆる世代の人が「ポートフォリオ・ワーカー」というステージを経験することが『100年ライフ』を楽しむ秘訣だとおっしゃっています。

”困っている人を助ける活動をしたことがある”という市民が多く暮らす社会、そんな社会ならば何ができるだろうと構想すると・・・

”世界が分断されているけど、私たちは寛容な社会を築けている”

と、胸を張って言える市民社会築いてる姿を構想できます。


メンタルリーダーのマイケル・マカティアさん


『@NYC』のような市民目線に立ったダイバーシティーについて学べる情報は私にとっては大変貴重なものです。

おかげさまで新たな問いの発見力、そしてこれからの社会を構想する力を鍛えさせてもらっています。

だからこそ、マイケル・マカティアさんは私にとってメンタルリーダーです!

これからも『@NYC』を楽しみに観ていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?