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”見えてる人”のアートからゼロポイントフィールドが見えた?~n・a・n・l⑤

NHK番組『朝までno art, no life』で出会ったアート作品をご紹介させて頂いておりますが、今回ご紹介するアートを一言で表すとなると・・・

「記憶と意識の伝承」

今回も深く圧倒される作品と出会えましたが、もしかしたらこれらの作品が解明されることになった場合、ゼロポイントフィールドの存在も明らかになるのではないかという、私の勝手な妄想に今回もお付き合いくださいませ。



ゼロポイントフィールド


私たちは生まれてから経験したことや感じたこと”全て”について、今では記憶すらないこと、意識していないことでも、実は私たちは忘れてしまった記憶にも、その意識にもいつでもアクセスすることができて、いつでも取り出すことができるという、そんな場所があるようです。

しかも自分の記憶や意識だけはなく、今まで生きた人たちの記憶や意識にもアクセスすることができるそうです。

その場所のことを”ゼロポイントフィールド”と呼んでいます。


この”ゼロポイントフィールド”については大変興味があることなので、もう少し私も学んでからボソッとしたいと思います。

そんな”ゼロポイントフィールド”にアクセスしているのではないか?と思われる方々をご紹介するのが今回のボソッとです。


世界が平和になるためのヒント


人類が誕生した紀元前5万年から数えて現代までに誕生した人間の累計の人口は約1080億人だそうです(※米国のNPOポピュレーション・レファレンス・ビューロー(PRB)が2011年に発表)。

考えてみてください、約1080億人の記憶と意識が”ゼロポイントフィールド”に保管されていることを。

その場所にアクセスして、約1080億人の想いを探索しながら、それを形に実現できるかもしれない、ということを想像するだけでワクワクドキドキしますよね。


もしかしたら・・・世界が平和となり人類が穏やかに地球の寿命まで過ごすことができるヒントをゼロポイントフィールドとつながった方が教わり、そのヒントを私たちが知る、そんなことを想像するだけでワクワクドキドキしますよね。


世界が平和となり人類が穏やかに地球の寿命まで過ごすことができるヒントとは・・・

常に愛と感謝を表現し続けること


辰巳公紀さん


辰巳さんは、いつも顔見知りに会うと、みんなのことを「せんせい」と呼んでくれる。
常に挨拶は欠かさない、「せんせい、おはようございます。」と優しく言ってくる辰巳さん。
そんな辰巳さんのアートとは・・・

NHK番組『朝までno art, no life』

紙一面に2時間で文字をびっしり描く作品、辰巳さんはその文字を自ら”呪文”と名付け、創った作品は6,000枚以上。さらに、紙のキャンバスを飛び越え、様々なものに”呪文”を描いてきた。

NHK番組『朝までno art, no life』

その”呪文”の内容は2つある・・・

過去の記憶
母からの教え

NHK番組『朝までno art, no life』

脳に障害を持って生まれた辰巳さんは幼いころ、お母さんから文字を描くことを教わった。辰巳さんの文字を描くシーンを見ると感じますが、なんかそこにはいない入院されているお母さんと会話しながら描いているようにも見えるんです。

辰巳さん
「お母さんの優しさをね、お手本にしてね、みんなを大切にしてんの」

NHK番組『朝までno art, no life』

きっとお母さんが優しかったのでしょう、辰巳さんを大事に育て上げてくれたのでしょう。だから「みんなを大切にしたい」という辰巳さんの想いが伝わってくる、それが辰巳さんのアート作品


こんなシーンがありました。

辰巳さんの日常生活の一部となっているのでしょうが、会う人、会う人に丁寧にあいさつをしてくれる。番組では一般乗り合いバスを降りた辰巳さんがバスの運転手さんに対して、「先生どうもありがとうございまいした。今日も早く帰って休んでください。」というシーンがありました。
その姿を観ていた番組スタッフが辰巳さんに聞きました、「いまの運転手さんとも仲良しなんですか?」、すると辰巳さんは「うん、仲良しなんです、お友達なんです、仲良しなんです。」と素敵な笑顔でお話ししてくれていました。

そんな辰巳さんの作品、そして辰巳さんの生き方をみて、私はこう思いました。

今まで生きてきた過去の人類のみんなが「地球のために何をすべきか」をゼロポイントフィールドを介して、辰巳さんに伝えているのではないか?


約1080億人の記憶と意識が辰巳さんにこう伝えているようでなりません。

「毎日、愛のことを思っていてください、そのことを書くことでもいいでしょう。どんなことでもいいから、毎日、想うことが大事」

「そして、他者みんなに感謝して生きましょう。他者を想って生きましょう。」


愛と感謝を表現し続ける辰巳さん、辰巳さんの優しさが世界に広がれば、完全に世界は平和になれます!


古代の人が初めてアートを描いたときの気持ち


世界で初めてアートをした人って、どんな気持ちで描いたんだろう・・・

現存するアートで、世界最古は・・・洞窟壁画です。

世界最古の洞窟壁画は、最も古い洞窟壁画は6万5000年以上前のもので、スペインのラパシエガ洞窟、マルトラビエソ洞窟、アルタレス洞窟の壁画と言われています。さらにこの壁画はネアンデルタール人によって描かれたものと言われており、 ネアンデルタール人はその後、約4万年前に絶滅しました。

人類創世記の時代の記憶にアクセスしたのではないかというアート作品があります・・・


勝山直斗さん


勝山さんは不思議な壁画の作者、なぜなら”つば”で壁に絵を描くから。さらに壁紙を破り、なぜかそれを口の中へ・・・その口にした壁紙はどうするの?口から出して、それを天井に投げつけるのだ・・・そう、天井には、壁紙がご覧の通り!

NHK番組『朝までno art, no life』

そして出来上がった壁画がこれだ!
不思議な模様が沢山ある壁画。
古代の壁画と比べてみると意外と面白い。

NHK番組『朝までno art, no life』

きっと古代の人々も勝山さんのように無我夢中で壁に絵を描きこんだんだろうな、そんな姿を想像しました。

壁画に楽しみながら絵を描く、それが人類にとっての初めてのアート思考だったのでは?

NHK番組『朝までno art, no life』

その人類最古のアート記憶に、いつのまにか勝山さんがアクセスすることで、古代の人々が感じたであろう絵を描くことの楽しさを勝山さんも一緒に感じた。だから、勝山さんは壁に絵を描き続けているのではないかという、妄想です。

勝山さんと古代の人々が記憶の伝承によってつながった、それがこの勝山さんのアート作品のきっかけとなったのではと、私は妄想しました。

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