体幹は大事。でもモノマネを温かく見守るのも大事。
私は毎朝、健康維持のためにウォーキングをやっていますが、更なるレベルアップのために"早歩き"に挑戦したのですが・・・
どちらかといえば、私は常に早歩きですので慣れているのですが、”より速い早歩き”に挑戦したのですが・・・
足への衝撃や関節への負荷が増えたことを実感、「これはやり方が間違っているな」と気づきました。
それならばと、青山学院大学の駅伝チームが教えてくれる「青トレ」を実践することに。
「青トレ」といえば”コアトレーニング”、コアトレーニング(体幹強化)しながら"早歩き"したところ、驚くほどに前へ進むし、体への負荷が減るということを体感しました。
体幹に集中していると、まずはダンサーばりの背筋がぴーんと伸びた姿勢で歩くことができます。さらに、体幹を中心に身体を動かしていると、どこに意識を持てばさらに歩く速度が上がるかもわかってくるようになります。
私の場合は、『おしり』です。おしりの筋肉をぴーんと張って、おしりを起動力として(おしりが身体を押す感覚)前へ進む感覚を身に着けた瞬間に、早歩きの体への負荷が減ったことを実感しました。
このように、やはり運動するには【身体の使い方】が大事なことを改めて分かったことを踏まえて、「よしっ、体幹の大事さを子どもたちにどう伝えようか」ということを意識するようになりました。
それ以降、あらゆる場面でアスリートたちはどのような身体の使い方、特に体幹をどのように使っているのかを意識してチェックするようになりました。
例えば、野球チームの強打者、プロ野球でもヤクルトの村上宗隆選手、更に高校野球の強豪校の選手たち、特に大阪桐蔭の主力選手たちを見ていれば良く分かりますが、
"構え"と体幹
彼らに共通しているのが、お腹と背中にグッと力を入れる身体の使い方をしていることがよくわかります。
「あのバッターは打ちそうな雰囲気がありますね~」とよく会話されていますが、体幹を使った構えをすると、結構打ちそうな雰囲気を醸し出すバッターになるんですよね。
体幹を維持した形でスイングすると、村上選手のような逆方向へのホームランとなるわけです。
子供たちはヤクルトの村上選手の"ドヤ顔"ばかり物まねしますが、村上選手は体をどのように使ってバッティングしているか、そんなところを物まねしてね!と指導したくもなりますが、ここはグッと我慢。
子供たちは遊びの中で物まねしているわけですから、遊びを邪魔するコーチは子供たちから嫌われますからね。
子供の育成には物まねも大事。さらに、温かい目で物まねを見守ることが体幹よりも大事、でも体幹を鍛えてフィジカル強くしようね!、というボソッとでした。