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サムイ島で過ごすコロナ生活 〜おれなりのYouTube海外旅行完全ガイド〜

約100日の育休終了。産前からリモートワーク指令が出ていたし復職後も出社禁止なので継続おこもり生活だ。2年前に育休を取ったときは自分たちだけ家に籠もり「みんなは会社とかライブ行ってんのか…社会から切り離されたおれたち…」という孤独感に襲われていたなあ。

境遇の差がないのはありがたいものの、だからといってヘタすりゃ24時間ずっと在宅って状況、みんなと同様に窮屈さを覚えないわけではない。それを打破するために、わたしは最近タイのサムイ島を観ながら暮らしている。

YouTubeでタイリゾート地のダウンタウンが目の前に

自分が一日に一度は開く動画がこれ。

画面の向こうにある、タイのなんでもないセブンイレブン。隣の両替屋、歩いている現地タイ人や野良犬、通り過ぎる屋台や二人乗りバイク…こんな光景はニュースではなかなか観られない。まるで安宿に泊まって朝食後に散歩をしているときの景色だ。こういうの、現地に赴かないと観られないと思っていた。

これはサムイ島の様子を中継するYouTubeチャンネル「The Real Samui Webcam」が提供している配信動画のひとつ。ほかにもビーチだったりバーの店内カメラだったり様々な角度からタイ第3の離島の様子をお伝えしてくれている。バーや教会は開いていないはずなのに無人の様子をずっと配信しているのでそれも趣深い。

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まばらに人の姿が見えるようになったサムイ島、ふたたび観光地の門戸を開けはじめたようだ。歓楽街のカメラにも一部だけどオープンする店の姿がある。この下の画面右の店名が「SEXY SEX」というトンチキ名称だったから動向を気にしてたので、そこの再開を記念して書いたところがある。実際は普通の飲み屋っぽくてガッカリしているが。

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なにはともあれ、こういうなんでもない場面にある差異にこそ異国を感じるし、海外旅行の醍醐味はこういう地味なものを取り込んで咀嚼するところにあるのではないか。そんなことを思いながら、私はリモートワークの間サブディスプレイにこういう景色を流して過ごしている。

国内外の街角は無数に出てくる

この手のライブカメラだが、実はYouTubeにいっぱいある。有名どころで一度は観たことがあるかもしれない渋谷スクランブル交差点ニューヨークのタイムズスクエアもそうだし、それ以外にもどこ?!みたいなのがドカドカ出てくる。

例えばアムステルダム市内の運河沿いで自然体のヨーロッパに触れるとか(画像クリックで動画へ)

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イギリス南部、テインマスとかいう街の海岸を観ればおじさんが棒を海にぶん投げて犬ちゃんに取らせたりもしていて(画像クリックで動画へ)

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台北の、なんの変哲もない道路沿いもバイクの数に日常を感じたり(画像クリックで動画へ)

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カナダのレブルストークとかいう街の線路沿いはどこかこざっぱりとした景色で、そこへ急に貨物列車が来るのでいい感じで(画像クリックで動画へ)

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カリフォルニア州サンフアンカピストラーノの駅。幻想的だ。列車ぜんぜん来んけど。(画像クリックで動画へ)

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メキシコ世界遺産都市オアハカの大聖堂はステイホームの煽りで普段は人がたむろしてるはずなのに全然いない。(画像クリックで動画へ)

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という感じ。まだまだほんの一部で、しかも自分は「映像+音」で探しちゃっているため限られてくるけれど、映像だけであれば数は10倍くらいに増える。

音なんてなくても全然楽しい。なぜなら「今しかない景色」を見ることができてしまうからだ。例えばアメリカではこのようにアラバマ州オーバーンの様子を観ると#BLACKLIVESMATTERのデモに出くわしたりする。(画像クリックで現在の動画へ)

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そして当然ながらコロナ禍によってどこもかしこも人が少なくなってい……た。というのも、ここ1、2週間でけっこう人が戻ってきていて、開演前のディズニーシー状態だったベネチア(※音注意)なんかは時間帯によって普通に賑わっている。いいのか悪いのか。

国内も負けていない。東京は東京タワーやお台場みたいなメジャーどころから新井薬師中野四ツ谷みたいなニッチなとこまで、地方もすすきの交差点道後温泉飛騨高山ナンパ師常駐の道頓堀などがんばってる。というかわざわざ音付きでザザシティ浜松新大阪駅おれたちの名古屋駅も出てくるし、もう誰を喜ばせたいのかわからない中継が津々浦々だ。なんか、この国のこと全然嫌いになれないな。

ちなみに私が画的にグッとくるのは夕方どきに見る、よくわからない広島の川です。制服姿の帰り道たちがおれにとどめを刺してきます。(画像クリックで動画へ)

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君だけの異国を見つけよう!

こうした動画をYouTubeで引っ張ってくる方法は実に簡単…というかめちゃくちゃ地味。まだ研究中なので誰か効率の良い方法を知っていたら教えてほしい。

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ライブカメラ動画探しのポイント
・「ライブ」フィルタで絞り込む(上のスクショ)。いちばん重要
・検索窓にwebcam / cctv(監視カメラ) / live / cam あるいは気になっている国や街の名称を入力
・現地語での名称のほうでヒットするケースもあるのでわかる人はそちらも
・日本は「ライブカメラ」一択

以上。「CCTV」での検索結果はときどき自宅の監視カメラをなんとなく上げてみた的なご情緒ムービーに遭遇するので、そのときは「その日常、お借りします!」と大喜びしよう。まったく動きのないテニスコートの映像なんかを延々と楽しめる。

そして「これだ!」と思った場所を見つけたらそこをお気に入り登録したくなるが、その際には注意が必要。

・絶対にいいねを押し、なんやったらチャンネル登録。配信側で動画を「子ども向けコンテンツ」に設定している場合、YouTubeリストには追加できないので(この辺とか
・動画が非表示にされると「ファイル名」「チャンネル名」が追えなくなる。ただし大体すぐ同チャンネル別名で再開するため、事前にチャンネル登録かブックマークもしくは物理メモを
・配信者に敬礼、ただし誰も観ていなかった動画にいいねしたら藪蛇だったらしく閉鎖されたこともあるので、ケースによっては気持ちのリスペクトのみに

このあたりを覚えておけば突然の別れみたいな目に遭うことは回避できるのではないだろうか。

というか、めんどくせえなあと思ったらライブカメラポータルサイトの「EarthCam」直行直帰でまったく問題ありません!UIも動作もモッサーとしているが、YouTube以外のライブカメラもフォローしているのでYT嫌いな人は全然そっちでいいじゃんてなる。悶えるほど広告量がウザいビューワーアプリもあるでよ。

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「世界は広いけどひとつ」を忘れたくない

まとめ。今こうして同僚にすら顔を合わせないリモートワークの日常があり、それは育休のときと同じく外に目がいかないことで起こる閉塞感との戦いと言っても過言ではない。少なくともそれまでベビーカー担いででもガンガン国内外に出ていた生活してた自分にとってはそうだった。

それがこうやって自分の環境から外の風景を同期させることで、なんというか視界が広がったような気がした。実質フライトチケットを取れないような現状において、精一杯の海外旅行である。あとはこうした情報を誰かと持ち寄ったりして、旅行後のお楽しみみたいなのも疑似体験できればと。みなさんもいい場所が見つけたらぜひ共有お願いします。

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お子の話題きっかけでいただいたら彼らに、それ以外は自分らの遊ぶ金に使います!

ありがとうございます!!がんばって書いた甲斐がありました
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都内在住の30代男性。平日にサラリーマンをしつつ、さまざまなライブやフェスに足を運んで記録するインターネットユーザー。産前産後&育児エッセイ「こうしておれは父になる(のか)」イースト・プレスからリリース。2020年3月に第2子誕生による育休取得へ