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映画鑑賞 『マザーレス・ブルックリン(原題: Motherless Brooklyn)』

『マザーレス・ブルックリン(原題: Motherless Brooklyn)』

2時間24分 | 2019 | Crime, Drama, Mystery | PG12
監督 エドワード・ノートン
出演 エドワード・ノートン, ブルース・ウィリス, ググ・バサ=ロー

<あらすじ>

1950年代のニューヨーク。障害を抱える孤独な私立探偵のライオネル・エスログ(エドワード・ノートン)は、恩人であり唯一の友でもあるフランク・ミナ(ブルース・ウィリス)が殺害されると、意を決して事件の真相を追い始める。僅かな手掛かりと並外れた執念だけを武器に、固く閉ざされた秘密を解明していくライオネル。その深い闇の奥にあったのは、街全体の運命を左右しかねない危険な真実だった。

(Amazon.co.jp 商品説明より)

【無料冒頭10分映像】

【印象的だった点】

■クセが強いキャラクターのライオネル(エドワード・ノートン)。ライオネルは、チック症のため突然変な言葉を発したり他人の肩に触れたりする癖がある一方で、抜群の記憶力を持つことから探偵事務所で私立探偵として働く。ライオネルのボスであるフランクは、ブルース・ウィリスが配役で合っていると感じる。
■映画の音楽はジャズ。劇中でのジャズの演奏シ―ンは圧巻。トム・ヨークが提供した曲"Daily Battles"も映画の雰囲気に合う。映像は、アクションやバイオレンスシーンが多いというわけではなく、全体的に、静かに、淡々と、大人しく、進む。1950年代のニューヨークを再現しており、クラシックカーや街並みなど、とてもレトロ。
■フランクの死の謎を暴く過程で見えてくる社会的問題。都市開発、スラム、人種問題、貧富の格差。

・・・
Frank Minna: I got to keep this under my hat, boys.
冒頭数分で登場するこのセリフ"秘密は帽子に隠そう"が記憶に残りました。

RATING: ★★★☆☆

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