『イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』Clayton M. Christensen

【目次】

序講 01
第1講 羽があるからと言って
第1部 幸せなキャリアを歩む

第2講 わたしたちを動かすもの
第3講 計算と幸運のバランス
第4講 口で言っているだけでは戦略にならない
第2部 幸せな関係を築く

第5講 時を刻み続ける時計
第6講 そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?
第7講 子どもたちをテセウスの船に乗せる
第8講 経験の学校
第9講 家庭内の見えざる手
第3部 罪人にならない

第10講 この一度だけ
終講

 本書は『イノベーションのジレンマ』をはじめ、多数の名著を著した技術経営の大家クレイトン・クリステンセンが、これまで自身が教えてきた経営戦略を人生訓に落としこんで語る一冊です。
 2007年に心臓発作、そして2年後にガン(悪性腫瘍)、さらに2010年には脳卒中で倒れたクリステンセン教授。戦略論や経営学の分野では最高峰にある教授が、抗がん剤と戦って髪が抜け落ちた体に鞭打ち、最後の授業で何を伝えたかったのか。本書のもととなった「HOW WILL YOU MEASURE YOUR LIFE ?」(HBSに掲載された論文)は、HBS史上最多のダウンロード数を獲得しています。
(Amazon.co.jp 商品説明より)

【気になった箇所】

“わたしはどうすれば次のことが確実にできるだろう?
・ どうすれば幸せで成功するキャリアを歩めるだろう?
・ どうすれば伴侶や家族、親族、親しい友人たちとの関係を、ゆるぎない幸せのよりどころにできるだろう?
・ どうすれば誠実な人生を送り、罪人にならずにいられるだろう?
三つの質問は、一見簡単に思えるが、わたしの同級生の多くが、一度も考えることをしなかった質問だ。あるいは考えはしたが、そこから学んだことを忘れてしまったのだ。“

“本書を読めば簡単な解決策が得られると、約束するつもりはない。これらの問いについて考え抜くには、ひたむきな努力が必要だ。わたしは何十年もの年月を費やしてきた。だがわたしにとってそれは、人生で最もやりがいのある取り組みの一つでもある。あなたがこれから人生を歩むうえで、本書の理論がその一助となることを心から願っている。「自分の人生を評価するものさしは何か?」という問いに、あなたがいつか自信をもって答えられるようになることを願ってやまない。“

【感想】

原題は『How Will You Measure Your Life?』。
「自分の人生を評価するものさしは何か?」「自分はどういう人生を送りたいのか」、考えずにはいられませんでした。

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