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【農ライフ】Mitoyo Times アートを愛でる感性はどこからきたのか

前回、前々回に引き続き、3日目の香川県三豊市からお届けします。

3年ぶりの瀬戸内国際芸術祭の会期は明日まで、ここ三豊にも会場があります。粟島です。
直島や豊島のような派手さはないんですが、地元の方とアーティストの融合や、その町の暮らしからヒントを得た作品の数々になにかホッとするような気分になります。

海底から拾い上げたレンガを積んで作った作品


廃校になった島の幼稚園や小学校、中学校がアート会場に
ドラマでも話題になった漂流郵便局

粟島をあとにして、三豊の中心部に戻ると、こんな場所が。
地元の人が稲刈り後に毎年種まきをして、最後また種採りをするというサイクルで続いているそうです。
せっかく植えるのに、なぜご自由になのかと不思議になりますが、地元の子どもたちやお年寄りがふらっと来ては、少しずつ摘んで帰ります。

そうやって家にお花を飾る文化が小さい頃から育まれています。
とてもほっこりする光景であるとともに、このまちの人たちの芸術性の原点を垣間見たようです。

一面コスモス畑

文化のつくり方、伝え方のお手本のような取り組みでした。
そういう感性がまたまちに新しい何かを生み出していくのかなと思います。

初めて訪れた家族はみな大満足、2回目のわたしもとても有意義な三豊時間でした。

香川県三豊市、とてもオススメです。

都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。