【美瑛でしたい100のこと】循環型社会の実現に向けて
chapitre 14
先日、農園レストラントライアルで使われた食器やカトラリーの一部は、トマトの捨てられる部分を活用して作られた食器でした。
今回食器を提供していただいたのは株式会社AgReturnの原直子さん
原さんは美瑛町内で栽培されるトマトの葉や茎などの残渣を使用して食器の開発に取り組んでいます!
食器は、針葉樹パルプと乾燥して粉砕したトマトの残渣を最大30%程度混ぜて作り、平な皿から器になるようなもの、スプーンやフォークなど様々な形に加工されます。
そして食器を使い終わった後は土に還したい肥化する。無駄のない素敵な食器ですよね!
今回使用した食器もファームズ千代田のたい肥場で牛糞と混ぜていただきました。1月の下旬にテストとして行った食器はほとんどが分解され形がなくなっていたそうです。夏になると、暖かくなるので、分解スピードが上がります。3〜4ヶ月くらいでたい肥になるそうです。
また、トマトの茎や葉以外にも、出荷できない作物の利活用等にも取り組んで無駄が少ない社会、循環型社会を実現していきたいと話していました!
食器の他にも、原さんはトマトの捨てられる部分を原料に使った素敵な名刺を作られています。
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お問い合わせ
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美瑛町は、循環型社会を作るために様々な地域のプレーヤーが活動をしています。東京23区内程度の大きさの町に約9000人が暮らす美瑛町。美しい観光はもちろんですが、サスティナブルな暮らしを実現させるために頑張っている人たちがいることも知って頂けたら嬉しいです。
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