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人生と真理

人生について考える。


人の人生なんて一瞬だと言う人がいるけれど、これはある意味ほんとう、ある意味違うのかもしれない。

というのも、この世の真理がバチッとわかるというか理解するのが死ぬ間際なんじゃないかなぁと思っている。

その真理というのは幸せであればいいとか、どう生きればいいのか、みたいなことだ。それに対する答えのようなものが、ある程度生きた人なら死ぬ間際に何となく腑に落ちるようになる。 


それまではもがく。なやむ。考える。

考え抜いても答えが出ないこういう種の問題について、人間というものはなぜこれほどまでに時間をかけるのだろうか。答えがないものに答えを求める愚かさを。


でもきっと、それがにんげんだもの、ということなんだろう。人とは頭で論理的に考えることができる数少ない動物だ。生きることに意味を求めるのも人だけであろう。幸せだろうが不幸せだろうが、それは人と比較して初めて分かるもので、どんなチープでも幸せだと生きている人間は、眩しく美しく映ることだろう。

ただただ今を生きることに全力であればいい。今を幸せに過ごすことに全力を出せば、あとは勝手についてくるよ。

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