【美大生向け】報酬の交渉っていつできる?
例えば企業から新商品のパッケージデザインのお仕事の相談がきたとします。
内容自体は魅力的なものでしたが、報酬面がイマイチ。
交渉の余地がないか考えてみましょう。
※こちらの記事は筆者の主観によるものです。アーティスト、美大生が中小企業と取り引きを始める際の参考になれば幸いです。
【結論】
打ち合わせのアポ(電話/Zoom 可)を取り、そこで先方の温度感をヒアリングし、可能性がありそうであれば交渉する、です。
【打ち合わせが必要な理由】
・報酬額の変更が可能か見極めるため。報酬の変更が不可(または不可の可能性が非常に高い)場合は、交渉してもお互いに労力を使うだけなので、依頼をお断りするか予算内でできることを提示。
・報酬額の変更が可能かどうかは、どのような経緯で報酬額が決まったのかによる。メールで聞き出すのは難易度が高い。
【報酬額の決定方法】
①費用対効果
②相場
③全体の予算に対するパーセンテージ
を複合的に加味して決定しています。
①費用対効果を重視して予算が決まっていた場合
費用対効果とは支払った金額に対するリターン(売り上げであったり宣伝効果だったり)がどれだけあるかのことを指します。
この場合はしっかりと効果の根拠を示せば報酬は上がる可能性があります。
・過去にパッケージデザインをして売上げを伸ばした実績がある
・自身のフォロワーに向けて発信できる
・話題性を作れる
などです。
②相場を元にして決まっていた場合
この場合も自身に仕事を依頼することで、他の人に依頼するよりも効果(リターン)が大きいことを示せば報酬が上がる可能性があります。
この場合は単に効果(リターン)だけでなくても
・納品までが早い
・修正に柔軟に対応できる
などもアピールポイントになると思います。
③全体の予算に対するパーセンテージで決まっていた場合
このパターンは「金額が先にありき」なので交渉のハードルはかなり高いです。予算内で依頼できる人を探している場合が多いです。
【アポイントの取り方】
メールで下記のように伝えるといいと思います。
「条件面で確認させていただきたい点がございますので、お手数ですがお電話かビデオチャットで打ち合わせのお時間をいただくことは可能でしょうか」
【終わりに】
今回の内容は以上になります。
予算の決め方は様々な方法があると思います。
アーティスト、美大生の参考になるようなエピソードをお持ちの方は差し支えない範囲で下記フォームより教えていただけますと幸いです。
後日、記事に追記させていただきます。
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