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Put one's best foot forwardという日本にない言葉

I want to put my best foot forward tomorrow. と同僚が言っていたら、なんと言いたいかご存知だろうか。
明日一番いい足を前に出したい、と訳した方は、とても限定的な場合にのみ正解になる。

Put your best foot forward.
「いいスタートを切る」「期待に応える」

一番いい足を前に出して、いいスタートを切るということである。
文脈によっては、誰かの期待に応えるために、いいスタートを切るということを含むこともある。

You want to impress her so put your best foot forward.
「興味を持ってもらいたいんだから、ちゃんとしなきゃね」「感心してもらうために、第一印象はよくしないとね」「感心してもらうためにいいスタートを切らないと」

I wanted to put my best foot forward so I prepared myself with a lot of research.
「いいスタートを切りたかったから、事前に色々調べた」「いいスタートを切るために、たくさん調べ物をして準備した」

Tomorrow is the first day of school so put your best foot forward.
「明日は学校初日なんだから、いいスタートを切ろう」

学校の始めや仕事始めなど大きな区切りで使うことが多いが、一回だけのことや気合を入れるときなどにも使える。

ちなみに「いいスタートを切る」中には「ちゃんとしよう」「きちんとやろう」などのニュアンスが含まれている。
そう考えると使える状況は色々思い浮かびやすいのではないだろうか。


I hope you put your best foot forward for the week.

皆さんも、今週もいいスタートを切れてるといいですね。


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