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七つのロータス第3章について

 このページはオリジナル小説「七つのロータス」第3章についての解説と創作上のメモとなります。著者の解説は不要/嫌い、本編を読みたいという方は下のリンクへお進みください。

 第3章は第2章から少し時間を戻して、アルタスらがサッラからグプタへ向かって少しした時点の話になります。
 サッラに保護されていたネムは数日間寝込んだあと、ようやく寝床から起き上がり、ネムの後から保護されたタラスからの難民を見舞うことにしますが、そこには・・・。という展開で、2章で語られていたネム以外の難民や、難民に紛れた敵の存在をフォローするパートです。

 ここで力を入れたのはネムをただの「かわいそうなお姫様」にしないことです。自分で必要なことを考えて主体的に動くし、周囲を巻き込むことも厭わない。必要なら危険なこともやってのけるというキャラクターを読者に、何よりも筆者自身に強く印象付けておくことを目指しました。

 さてサッラにも敵の手が伸びていることがわかりました。第4章でこれを受けてのグプタでの状況を描いてから、第5章で本格的に事態が動いていくことになります。

サッラ 草原のオアシス都市
タラス 草原のオアシス都市、謎の敵に占領された。
グプタ 帝国の都

ネム
 タラスの族長の娘。タラスを占領した敵から逃れ、サッラに保護されている。

アルタス
 サッラの族長の子。ネムを保護した。
 タラス解放の援軍を求める使節の一員としてグプタに赴く。

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