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七つのロータス第3章までのあらすじ

 このページはオリジナル小説「七つのロータス」第4章をこれから読む方向けの内容となります。「第1章から読んでやろうじゃないか」と思っていただける方は、下のリンクへお進みください。

ここまでのあらすじ

 草原のオアシス都市サッラの族長の子・アルタスは、愛馬との遠駆けの途中で見慣れぬ女と出会う。
 隣国タラスの族長の娘ネムと名乗る女は、突然、国を攻め滅ぼされ単身で逃げてきたのだと語る。アルタスはサッラとタラスの長年の敵対関係を超えて、ネムを保護する。
 タラスを滅ぼした勢力に対抗するため、サッラから同盟関係にある「帝国」へ援軍を求める使者が送られた。アルタスも使者の一員として、帝国の都グプタへと赴く。
 一方サッラに保護されたネムは、自分と同じようにサッラに保護されたタラスの難民の中に紛れて、サッラを滅ぼした敵が忍び込んでいることに気づく。
 この知らせを受けて、アルタスは僅かな従者と共にサッラへと戻る。

ネム
 タラスの族長の娘。タラスを占領した敵から逃れ、サッラに保護されている。

アルタス
 サッラの族長の子。ネムを保護した。
 タラス解放の援軍を求める使節の一員としてグプタに赴く。

カライ
 アルタスの叔父。
 サッラからグプタへの使節の正使。

ジャイヌ
 帝国の宰相。皇帝の祖父。
 幼帝の外戚として、帝国最大の権力者の地位にある。

ナープラ2世
 皇帝。12歳の幼帝であるため、実権は宰相に握られている。

 第4章では再び舞台をグプタに戻し、引き続きグプタで帝国との交渉にあたるカライと、二人目の主人公サイスとの出会いが語られます。楽しんでいただければ幸いです。

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