ステレオタイプ 芸術家気取りの悪役

妻がアニメ「鬼滅の刃」を見ているのを、横目で見ていて思ったこと。
玉壺という芸術家気取りの敵キャラが登場するのですが、残虐行為を芸術と称して繰り返す悪役って、けっこうよくあるタイプかな、と。幼い頃見た「最強ロボ ダイオージャ」にも、生きた人間をコンクリートか何かに塗り込めてオブジェとして飾る悪役が出てきたと記憶しています。他にも色々みた記憶があるんですが、具体的に作品名が出てこないんですよね。JOJOとか出てきてそうなんですけど。

で、はたと思いついたんです。芸術家気取りの悪役って、暴君ネロがそうじゃん、と。ネロ帝の実像がどうかは別に、後世の受容として。映画「クォ・ヴァディス」でローマの大火を見ながら、竪琴をかき鳴らすネロとか典型かと。

日本のマンガ・アニメのパターンって、それ以前にも出てきているものだと改めて思った、という話でした。

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