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リバースカルチャーショックって知っていますか?

こんにちはみなさんだいずです😊
突然ですがみなさんは”リバースカルチャーショック(Reverse Culture Shock)”ってご存知ですか??

Reverse Culture Shock とは海外で一定期間を過ごし、帰国した後に母国で受けるカルチャーショックのことです。実はこれ私が今絶賛書き上げ中の卒業論文(Bachelor's thesis) のテーマなのですがとっても興味深いのでみなさんと共有させていただきます。

卒論のテーマを決めるまで私はこの言葉を知らなかったのですが、読んでいる論文によると、リバースカルチャーショックは心理的、時には身体的な問題を引き起こすとのこと。多くの場合、海外で受けるカルチャーショックよりも深刻な問題(鬱、喪失感など)を引き起こすと言われています。

心理的な問題をもっと詳しく説明すると、母国にいるのに母国に馴染みきれていない感じがして、孤立感を覚えたり、家族や友人、同僚の変化についていけないような感じを覚えることがあるのです。

文献の中には日本の帰国子女を扱った研究もありましたが、インタビューの中で、彼らは『海外で培ったアイデンティティーを捨てなければ日本に馴染むことができず、自分の一部が失われたように感じた。』と述べていました。

私もドイツ生活3年目ですが、たまに日本の友人や家族と電話していると,
『その考え方は外人すぎ笑』と指摘されることがあります。自分の中では外国に染まりたいわけではなく、ドイツの価値観と日本人の価値観をいろんな局面において比べ、良いと思った方を都度採用しているわけなので少し不服です。が、郷に入っては郷に従えでしょうか?難しいですね。

今年の秋ごろの日本帰国が決まっているのですが、日本でリバースカルチャーショックを受けることになるのか、興味深く、若干楽しみでもあります😅

皆様も実際に体験されたことがあったら体験談をコメントなどでシェアしていただけるととっても嬉しいです。

それでは私は今日も図書館にこもって卒論を書き上げたいと思います、、、。
みなさま良い一日を😊

(画像は私が最近毎日こもっている大学図書館です。緑がいい感じだったので採用しました🌿)


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