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癇癪持ち 

こんばんは、ヒナタです。

私は幼い頃から癇癪持ちだった。

自分で思い出して驚くほど情緒の安定しない子どもだった。
癇癪を起こさずに大人しく出来る時期もあるけど、我慢出来ない時期は暴れ狂う。
本当に信じられないほどに。
それで私は何度も母や父に殺されかけた。

自分でも気付かないうちに、叫んでしまっている。
自分が知らないうちに、破壊してしまっている。
止めたくても止まらない。何もかもが癇癪の対象になってしまう。

本当に手に負えない子どもだった。
私も自分がコントロール出来なくて辛かったが、何より周りが大変だったと思う。本当に感謝しています。そしてごめんなさい。

それから親から離れて保護施設で過ごした時期に大分落ち着いたと思う。
海も山も近い大自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたこと。
好きなことや興味があることを見つけて熱中できたことが良かったのだと思う。

それ以降、私は癇癪を起こすことはなくなっていた。
そして私は私が癇癪持ちであったことを忘れていた。


残念なことに、最近癇癪持ちだった頃の私が顔を出す。
自分でも恐ろしかった。それなのに止められなかった。
アンガーマネジメントの7秒なんて数える暇もない程に一瞬だった。
気が付いたら酷いことをしてしまっていた。
そんな自分が心底嫌だ。そしてその怒りさえどうしていいか分からなかった。

だいぶ冷静になって振り返ることが出来るようになったが、私は癇癪を起こしてしまう性質を持っている。それは変えられない。
そして私のキャパシティを越えるストレスがかかると顔を出す。

そうなる前にストレスをうまく散らせばなんとかなるかもしれない。
最近は自然の中で癒されて、好きなことに心を傾ける。そういう時間を持っていなかった。

一度したことは消えない。
相手からどんなに許されたって無くならない。
二度と私の癇癪で誰かを傷付けるようなことがないように、しっかりと自分の心のキャパシティと相談していかなければならない。


これはただの記録。

読んでくれてありがとう。


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