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計量という行為を極限まで削ったスコーンを作る

スターバックスのチョコレートチャンクスコーン、美味しいですよね。ヒーティングされたときのスコーンの少し湿度を含んだ生地の柔らかさと、はじっこの香ばしいサクサク感、ほのかに溶けたチョコレートのマイルドな甘み……

食べたい。似たような物を作ろう。


天下のクックパッド様降臨。
有識者様に圧倒的感謝。

しかしどうにもこうにも計量という行為が煩わしい。お菓子作る上で必須なのはわかってるのだけど先ず大体普段そんなに使うことのないキッチンスケールを何処にしまったか確認する作業から始まるからもう始末に負えない。面倒臭過ぎて身体が発酵しそう。
そうだ。測らないよう良い具合の食材を調達しよう!

まずこちら。

レシピの表記通り一袋が丁度200gずつのHM



そしてこれ

10gずつ切れてるバター。
10個入りなのでスコーンレシピ2回分。
これは普段のお料理にも重宝してる。


そしてはちみつと牛乳だけは計量しなければいけないのでこちらを使用。
計量に使用するのはこのカップのみ。


ここまでのハードルを下げるとだいぶお菓子作りへの意欲が違ってくる。そんな奴が菓子をこさえようとするな、と言う意見はわかる。痛い程。しかし日常に花を添えたい、でも日々の忙殺に心身共にやられてしまうこの現代社会。自分の日常に花を添える行為すらも辛く感じてしまっては本末転倒だ…。
手間を削るという行為が自分のメンタルを守ってくれるならそれで良いじゃ無いか!
このまるでやさしくない現代社会を生き抜くにはこうした小さなメンタルケアからはじまるのではないかとそう思いながらスコーンが口の中の水分を奪っていく。


自分の何かを奪うのは美味しいスコーンにだけにしたいですね。

またしても最早なんの話かわからんけどこのレシピは最高に美味しかったのでまた作りたいと思いました。

最後に完成図です。

オーブンの癖があまり無いみたいで割と綺麗に焼き目が付いたのでほくそ笑む陰キャ

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