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そうさくしゅうかい所

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そうさく八百万の神が集う集会所。 ここにはありとあらゆる「創作」が集まっています。 あなたの心のままに手に取ってご覧ください。
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2020年11月の記事一覧

終わりなき旅

1年前のnote初期に書いた記事です。 音楽流しながらお読みいただけたら幸いです。 5年以上前…

きゃらを
3年前
61

◇不確かな約束◇第10章③ 7年前の忘れ物(最終回)

あのときはね、7年後もずっとシュウのことが好きで、会いたくて、この日を待って待って待ちわ…

水野うた
3年前
23

喪失感の行方 〜あとがきにかえて #不確かな約束

何とも表現しようのない喪失感に、驚いてしまう。 ぽっかりと空いたその穴を・・・というせつない…

水野うた
3年前
36

◆不確かな約束◆しめじ編 第8章 下 導き

その日は観光のお客さんが多い日だった。私はいつものように、乗馬体験に来るお客さんを馬に乗…

しめじ
3年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第9章  受け入れる準備

*この記事には性的な表現が含まれている部分があります。苦手な方は読まずに通り過ぎてくださ…

しめじ
3年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第10章 古ぼけた雑居ビル

新宿に向かう電車の中は学校帰りの学生でいっぱいだった。あちらこちらから楽しそうな笑い声が…

しめじ
3年前
37

◆不確かな約束◆しめじ編 第11章 三つ折りのメモ

カフェ Promised Place へ向かう間、私は何度もバックの中に手を入れては、シュシュがある事を確認した。白地の部分が黄ばんでいるし、そもそも水玉のシュシュなんて子供っぽいから、ずっと着けているのは恥ずかしい。店に入り、席に座ってからすればいいと思った。今は。背中まで伸びた髪を茶色いゴムでひとつに束ねている。 シュシュを握りしめながら〈シュウが来てくれますように〉と祈っていた。ここにきて会いたいという気持ちが更に強くなっていた。 店があるはずのビルの前にたどり着い

◆不確かな約束◆しめじ編 第12章 待ち焦がれた再会

「ちぇっ どういうことだよ」 手帳を破った切れ端には、〈会いたい〉とは書かれていたものの…

しめじ
3年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第13章 バーで酔う

私はシュウの腕を引っ張りながら、一本裏の通りにあるバーへと向かった。半地下への階段を降り…

しめじ
3年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第14章(最終章) 動き出した時間

7年ぶりに再会したユキには驚かされた。シュシュに仕込んだメモを読んでいたら、いきなり現れ…

しめじ
3年前
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詩)貴方が美しいということ

貴方は美しい 美しいという言葉以外に 貴方を表す言葉を持っていなかった 貴方は美しい 月や…

kesun4
3年前
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