『ココロの声をコトバに』-ぜんぶ話して、仲良くなっちゃえば?-開催しました!
5/25(土)にSNAP さんにてタイトルのようなイベントを開催しました。
企画をご一緒したのは、もう6年近く仲良くさせてもらっている僚さん、Edcampでもお借りしたSNAPさんの運営者メンバーで、教育にも関心のあるまっちゃん、今回の企画で初めてお会いした立たない立ち飲みバル主催、みぽりんの4名です。
イベントの告知文はこんな内容でした。
イベントが終わってちょうど1週間ちょっと。
なんだかとても心地のいい時間だったなぁという感覚があります。
今回、関西のみぽりんがメインで企画が始まっていて、私は後から仲間に入れてもらいました。打合せでは、あまり多人数での開催は考えていなくって、車椅子とか障害とか、そういうことで括るのではなく、“人と人ってどうやって距離が縮まっていくのか”とか、“それを遮るものはなんなのか”とか、そういうことを緩やかに楽しく話せたらいいねぇと始まった企画でした。
前半は私たちが話し、後半は参加してくれた方も一緒にみんなで話しましょうということを決めて、司会進行役といった役割もはっきりとは決めずに迎えた当日でした。
実は、このようなイベントの実施は私にとって初めての試みでした。Edcampのようなイベントは、タイムテーブル、スライド、司会進行などの役割分担を丁寧に作って進めてきたし、ジェラート屋さんの軒先でやっていることは逆に参加者を事前に把握するようなイベントではないので、細かいことは決めず、偶然の出会いをおもしろがりながらその時間を楽しんできました。なので、今回はその中間のような感じです。イベントとして参加者の方を事前に把握しつつ、あまり決めない、その場の流れを一緒に楽しむ。
これが、私にとっては不安も大きかったのです。
まず、会場レイアウトはあーでもない、こーでもないと試行錯誤しました。ソファを下に下ろしてみたのだけれど、なんだか落ち着かない。せっかくの高低差のある会場やいろんな形の椅子、段差をうまく使いたいねと。また、車椅子ユーザーの方がどのくらいいらっしゃるかも考えなくてはなりません。車椅子ユーザーの方も上に登れるよう、スロープも用意してあったのですが一旦は外すことに。上のフロアも見てもらえるように休憩中に設置することになりました。こっちが企画側、こっちが参加者と分けたくないという気持ちから、結果的に、なんとなく全員がお互いの顔が見えるような配置になりました。企画した4名もフロアに直接いる2人、段差に腰掛ける1人、ソファに座る私とバラバラな感じ。
会が始まってからは、みなさんから一言ずつもらったり、手を挙げて話してもらったり、私たちが話したり、みんなで笑ったり・・・
「◯時〜 〇〇タイム」みたいなものは決まっていなかったものの、穏やかな楽しい時間が流れていきました。
今回、とても印象的だったのは来てくださった僚さんとお友達との距離の近さです。私自身、僚さんが「なんでも聞いてくださいね!」と言ってくれることが嬉しくて、何度か授業のゲストとしても来てもらっていたのですが、そのスタンスは私や学校の子供たちに向けてだけでなく、あらゆる人に対してなのだということがよく分かりました。だから、こんなに僚さんファンがいるんだなぁと。
Edcampで出会ったはずのまっちゃんと僚さんが知らない間に2人で一緒に呑んで、初めてのダーツにまで挑戦していたというエピソードも。もう6年近い友人なのだけれど、そういえば私はいつもイベントに来てもらう・オンラインで話すことばかりで一緒に食事をしたり、遊んだりしたことはなかったのです。それを出会ったばかりのまっちゃんはひょいとあっという間に距離を縮めていました。
人との関係性って、頻度や年数とは関係なくって、いかにその人を知りたいと思うかなのだなぁと思いました。
さて、今回の企画の声を挙げてくれたのは大阪のみぽりんでした。みぽりんはオンラインで数回話していただけなのですが、当日は初対面とは思えない感満載!!満面の笑顔とノリの良さであっという間に仲良くなりました。5歳から足が不自由になったというみぽりんも、これまでの人生の転機について話してくれました。その包み隠さずに話してくれるカラッとした明るさは、その場の私たちを安心させてくれました。また、参加者のお一人は「あなたは、どう生きていきたいの?」と問われたことをきっかけに、病気について周囲に話すようになったこと、自分の人生を生きようと考えるようになったことを話してくださいました。
穏やかで楽しい雰囲気のなかにも、その人だからこそのエピソードがあり、心震える瞬間があった先日のイベント。
会場となったSNAP さんが後日とても素敵な投稿をしてくれていました。
せっかくのご縁、これからまたご一緒できる日を楽しみに私も日々頑張っていこうと思います。