1.FC ケルン(ドイツ)の試合観戦
今回はドイツ西部・ケルンにある1.FC KölnのホームスタジアムのRhein Energie Stadionでの観戦の一連の流れについての記事です。
チケット購入
Rhein Energie Stadionは4万人を超える収容能力があるが他のブンデスリーガのチームの例に漏れることなくほとんどの試合で満員となる。ただリセールでの二次販売を含めると相手にもよるが、ほとんどの試合でチケットを購入することができるだろう。もちろん旅程が決まり次第、早い段階でチケットを抑えてしまうことにこしたことはない。
チケット購入はドイツ語か英語だが、今回はドイツ語サイトをGoogle Chromeの翻訳をかけながら説明していく。まず、チケット購入にはFC Accountの作成が必須となる。以下の必要事項を記入し、届いたメールからアカウントをアクティベートする。
アカウントを作成したら購入に移る。オンラインチケットショップへ。
ホームゲームに関してはHEIMTICKETSを選択。
この中から行きたい試合を選択する。TICKETS AB 〇〇EURとある赤色のボタンをクリックし、次の画面も赤色のボタンをクリック。
今回はWolfsburg戦でチケットの購入を進めていく。
するとスタジアムの全体図が出てくるので席を選択。
席種によっては割引料金が適用される。
Kölnの場合は17歳以下の子供と、27歳以下の学生は割引料金で購入することができる。その場合、入場の際に証明する必要があるため、学生の場合は学生証の持参必須となる(学生であることを証明する必要があるのでパスポートは不可)。筆者が今までで唯一、学生証を提示したスタジアムだった。
席を選択し終えたら、会計へ。
請求先とチケットの送り先が異なる場合はDelivery Addressに住所を入力する。
チケットは郵送/Eチケット/自宅で印刷の3パターンがあり、郵送の場合は追加で4€支払う必要がある。支払いに関しては4種類選択できるが、ドイツの銀行口座のない人はクレジットカードまたはPayPalの二択になるだろう。
すべて選択後に個人情報を再度入力する画面が出てくるので指示に従い入力。
決済画面でカード情報を入力し、アカウント作成時に登録したメールアドレスに確認メールが届いたら完了となる。
スタジアムへの行き方
Rhein Energie Stadionはケルン中心部からはアクセスのしやすい場所に位置している。ケルン大聖堂がそばにあるKöln Hauptbahnhofから徒歩で10分ほど南下した場所にあるトラム16番のHeumarkt駅より試合日はStadionへのトラムが走っている。所要時間は交通状況にもよるが、15~25分程度で駅に到着することができる。ライン川を挟んで対岸にあるKöln Messe/Deutz駅からはそのままトラムに乗車することができる。この駅ではトラムが地下をはしっているので注意したい。いずれにせよ試合日にはユニフォームを着ていたり、スカーフを巻いたサポーターがたくさんいるのでついていけば問題はない。
トラム下車後も人の流れについていけば問題はない。Rhein Energie Stadionは今まで行ったスタジアムでは珍しく、駅から遠い側にホームチームのゴール裏席がある。よってスタジアムをぐるっと回っていかないとゴール裏席には行けない。
駅からスタジアムへは一本の道になっていて露店も多く並んでいる。もし気になるものがあればここで購入してからスタジアムに入るのも悪くはないだろう。
スタジアムに併設しているファンショップは駅からスタジアムへ向かっていくと正面のスタンド下に位置している。ファンショップの向かいにはクラブのミュージアムがあるが試合日には開いてないようだ。入場ゲートを通過すると他のエリアには行けなくなるので、ファンショップは入場前に行っておくことをおススメする。
試合前
選手紹介はキックオフの約10分前から、相手チームから始まり、約7分前にKölnの選手紹介が始まる。選手紹介が終わるとクラブのアンセム、Mer stonn zo dir FC Kölle(①、②)が流れ始める。スタジアムの皆がスカーフを頭上に掲げ口ずさむ数分間は一体感を感じるとともに鳥肌が立つものだった。アンセムが終わると同時に選手はピッチに入場してくる。このあたりの設計はとてもうまくできているなと個人的には感じた。
試合中
今回はホームチームのゴール裏から観戦していたこともありサポーターが声援を送る姿を間近にみることができた。やはり、ドイツのクラブということもあり声量もかなりあったが、
個人的に気になった点としては女性のサポーターの多さだった。どうしてもゴール裏で声を荒げているのはゴリゴリの男性が多いものと想像していたものもあってとても驚いた。
Kölnがゴールを決めたらもちろんスタジアムは大盛り上がり。Denn wenn et Trömmelche jeihtの曲の一部(太字部分)を口ずさむ
Denn wenn et Trömmelche jeht (Then, when the little drum plays)
Dann stonn mer all parat (we all stand prepared)
Un mer trecke durch die Stadt (and we ramble through the city)
Un jeder hätt jesaat (and everywhere it is said)
Kölle Alaaf, Alaaf
Kölle Alaaf
この曲が終わるとスタジアムDJが○○Minute(分)Tor fur unser erste FCというのでそのあとにKölnと叫ぶ。その後再びDJがSpieler mit der Nummer〇〇(背番号○○の選手)、名前といった後に性を叫ぶ。繰り返すことはないが頑張って選手と番号を覚えてからスタジアムに行くことでスタジアムと一体となってゴールを喜ぶことができるだろう。
試合後
試合終了後に選手たちはピッチを一周して最後にゴール裏へ挨拶。特に歌を歌ったりとかはなかったが、チームの状況次第ではそのようなこともあるのかもしれない。
帰りの電車は増便されているのもあり特に問題は感じなかった。試合時間にもよるが、日が落ちていたらKöln Messe/Deutz駅までトラムに乗り、ホーエンツォレルン橋とケルン大聖堂の写真を撮って帰るのをおススメする。素晴らしいの一言に尽きる立派な写真が撮れるからだ。
最後に
今回は1.FC Kölnのホームゲームについて書きました。何度も通っているスタジアムではないため、より知り得な情報が足りてない可能性もありますが、一通り読んでわからないことや疑問に思うことがあれば、対応するので一言連絡を頂ければ幸いです。
拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
シロクロッソ
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