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シャニマスは、ループを繰り返したPがアイドルを救う物語
あなたは「アイドルマスター シャイニーカラーズ」を知っていますか?
つい先日2周年を迎えて、現在VTuber界*1などでも流行りの兆しをみせている【アイドル育成シミュレーション】ゲームです。
*1 筆者は月ノ美兎さんの配信をよく見てます。独特なワードセンスや鋭い着目点が面白くて癖も強くない(?)ため、未プレイでも十分に楽しめると思うのでオススメです
既プレイだとその様子にニヤニヤできるのでさらにオススメです
この【アイドル育成シミュレーション】と言うジャンル名、先刻Wikipediaを見て拾ってきたのですが、「ああ、なるほど」と腑に落ちる感じがしたんですね。
「音ゲー」でも「キャラゲー」でもなく「アイドル育成シミュレーション」であること
基本となるゲームの流れは、
・主人公(プロデューサー)がアイドルと出会い
・レッスンやお仕事をこなしながら
・アイドルの頂点を決める【W.I.N.G.】という大会で優勝を目指す
という、いわゆるパワプ◯のサクセスモードのような感じと言えば伝わる人が比較的多いかと思います。
ゲーム性で言うと、これでおしまい。これ以上でも以下でもないです
まぁ僕は好きですけどね!
シャニマスの真骨頂はこのW.I.N.G.などのゲームモードを通じて、【各アイドルの成長や変化を描くシナリオ】(とそれを彩る秀逸なイラストや演出)にあると思っています。
そこが、シャニマスが真に【アイドル育成シミュレーション】であることの証左であるんじゃないか、と。
そしておそらく、作ってる側もそこを一番の矜持にしている節があります。
√1.とある非行少女の物語
シャニマスには「田中 摩美々」というキャラクターがいます。
端的に言うと【ダウナー系でイタズラ好き】なキャラと言う感じです。
……プロデュースするまでの印象では。
実際、プロデュース開始直後(スカウト直後)は夜の街をブラブラしていたり、アイドル活動やレッスンへのやる気がなかったりと、いわゆる非行少女です。
それをシーズンを経ていき、シナリオを読んで理解を深め、彼女の中にある「あまのじゃく」な部分に触れていくことで初めは気付けなかったその魅力に気付いていくことになります。
・素直に感謝を伝えるのがヘタなこと
・かまってほしくてイタズラをしていること
・アイドルにやる気がなさそうなフリして、実は好きなこと
シナリオの前半と後半でこういうことをしてくるから、シャニマスくん大好き
そうして、アイドルとの絆が深まり信頼するパートナーとなったシーズン4が終わり、やってくるのはW.I.N.G.本戦。これに勝たなければ、各キャラクターのTRUE ENDを見ることは出来ません。
どれだけ手塩にかけて育成をしたアイドルでも、普通にライバルに実力不足で負けることもあります。緊張で震えた手でBADアピールして負けてしまうこともあります。
意気揚々と戦々恐々の狭間で、否が応でも我々に訪れるのは【結果】。
…敗退した場合、敗退シナリオを見ます。
見たくなくても、見せられます。
摩美々のこのセリフで、僕は死にました。
今回、摩美々は優勝できなかったけれど、
プレイヤーはもう一度、摩美々をプロデュースすることが出来ます。
「今度こそ、W.I.N.G.に優勝してTRUE ENDを迎えるんだ」と。
そしてPはループする
これはきっと、救えなかった「彼女」を救う物語なんだ、と僕はそう思いました。
今回は個人的にW.I.N.G.敗退が最もエモかった「√田中摩美々」で語りましたが、大なり小なり各アイドルこんな感じです。
関係を築いて、W.I.N.Gに挑んで、時には失敗して、積み重ねて、願いを叶える。
この流れがあまりにもキレイで、業が深くて、好きです。
筆者は親愛度急上昇システムはリーディングシュタイナーが発動したと解釈しています
そんな味わい深いアイドル育成シミュレーションゲーム「シャニマス」くん。
さあ、あなたも始めてみよう。
……ここまで書いて、ふと公式サイトの一番下のジャンル名みたら
とか書いてあって笑った。
>そこが、シャニマスが真に【アイドル育成シミュレーション】であることの証左であるんじゃないか、と。
>そしておそらく、作ってる側もそこを一番の矜持にしている節があります。
コロシテクレ…
P.S.
Twitterでnoteにどんなテーマで書いたらいいかアンケート取ったところ、
有難いことにこのような結果になりましたので、今後「推しアイドルの第一印象と推しになった起点」を連載予定です!
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追記
書きました!!
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