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心と体にいいこと #049

ぼそっと 愚痴って ガス抜きもね!

今の自分の現実に感謝し、
その自分をかけがいのない、
大切な存在と認めること。
特別に意識することなく、
自然とそうした生き方が
できること。
それが最適であろうことは
分かってはいるのですが。

それでも自分のイメージ通りに
ならないことが重なると、
ちょっとしたことでも
苛立ちを感じてしまいます。
ついつい、 愚痴が溢れ出ます。

私たちの幸福感は、
過去の経験からの感覚が最低水準に
自然と切り替わっていきます。
その水準が満たされなくなると、
不幸・不満を感じてつい愚痴る。

以前の私ですと、
「まぁ〜愚痴ってばかりいないで」
なんて受け流してしまいそうですが、
私も成長しました!?

少しぐらいなら、口をとがらせて
愚痴るのも必要なことかな・・と。
溜め込んでしまった思いを手放すため、
ボソッとガス抜きをするのも、
よりよい毎日を送る知恵かも。

とはいうものの・・・。
何と言っても、愚痴は、『仏教』では
数ある煩悩の中の「三毒」に含まれます。
*貪欲(とんよく)
 →欲を貪り求める心、強欲な心
*瞋恚(しんに)
 →自分の意に反するモノゴトへの
  怒りや恨みの心
*愚痴(愚癡/ぐち)
 →物事の因果の道理を弁えない愚かさ
確かに、なかなかの字の組み合わせ。
 →「愚」=才知の働きが鈍い
 →「痴/癡」=知恵が鈍い

どちらも愚痴を口にするのは
自分ですから、いかに自分が愚かを
吹聴しているようなものです。

愚痴の原因となっていることに
早々にケリを付けて、
とっととそのループから離れる
策を講じて手放していってください。

そう・・・。
愚痴は「こぼす」ものであって、
垂れ流すものでは・・・ね。

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