don't you think?

大学時代の友人の結婚祝いで千葉県の海岸沿いに1泊2日の旅行に行った。おめでたい。自分もいつか祝われる側になりたい。

結婚祝いで集まるのにも関わらず、初日の朝9時から12時まで川崎でフットサルをした。早いし長い。

群馬から川崎まで運転し、そこから3時間フットサル。普段長時間運転もしなければろくに運動もしていない自分にとっては荒業以外の何者でもない。

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中央で手を挙げている彼は、自分がカメラを構えた途端不自然にピッチに飛び出して行った。おそらく撮って欲しかったのであろう。だが、はっきりと「撮って」とは言ってこなかった。撮って欲しいならそう言えばいいのに。

フットサル中、何度かピッチにカメラを向ける機会があったが、彼はそれに気づくと必ずさりげなく立ち上がり画角に入ってきた。かわいいやつである。ちなみに彼は終盤で誰も見ていないところで転んで捻挫した。かわいいやつである。

写真は重要だ。実家で犬を飼い始めてからつくづくそう感じている。犬の成長は早い。子犬の時期なんて、1週間で見た目でわかるほど身体が大きくなる。存分にその姿を写真に収めたつもりだったが、見返してみると少し物足りない。もっと撮っておけばよかった。犬の日々の成長を、足跡をもっと詳細に残しておけばよかった。写真がなくても思い出があればいい、とも言えるが、写真を見て惹起される思い出は多い。写真は、思い出の引き出しの取っ手になってくれる。

26年間生きてきた自分が写った写真は、飼い始めて1年半しか経っていない犬の写真より明らかに少ない。思い出されることのない思い出、取っ手のない引き出しの中にたくさん自分が眠っている。これじゃいけない。

だから写真は大切で、たくさん撮るべきだと思っているし、撮られるべきだと思っている。

今回の旅行中もそれなりにたくさんの写真を撮った。たくさん撮ったが、自分が写った写真は少ないことに途中で気づいた。だから2日目の朝、近くの海岸で自分を映してみた。


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これから死ぬんか?


旅行について書くことはまだまだある。ぼちぼち投稿していく。


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