【借金は少ないほうがよい?】〜店舗開業お役立ちトーク/bh 飯島由敬

はじめての独立開業を目指す開業者さんは、最初の相談で「借金はなるべく少なくしたい」と言いますね。しかし、店舗開業にかかる予算に関して当初は正確に想定することは出来ません。これはプロである私でもわからないものなんです。正確な開業総額が本当にはっきりするのは、必ず店舗がオープンした時点であり、それまでは果たしてどれぐらい予算が必要なのかわからないということです。特に創業融資に関しては、開業者が抱きがちな借金に対するマイナスなイメージを一旦捨てて、できるだけ多めの融資を受けておき、それら全てを使い果たして開業するのではなく、先々10年を視野に入れた予測不能な余剰金の十分な確保をすべきです。もしも計画の途中で予算が不足しても、追加で融資することがなかなかできないもの。したがって考え方として、先々の余剰金を含めて一番最初の時点で多めに借りておくこと。今回はその重要性を説いています。

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